「え、布の上で焚き火って本気!?」なんて驚いたのは2010年のこと。「焚き火台=鉄やステンレスなど金属製プレート」で、ごく一部の製品にメッシュ火床が使われていた時代に、ワイヤを通した“焚き火クロス”を火床にして吊り下げるという革新的構造の焚き火台「ワイヤフレーム」は衝撃デビューを飾りました。
以降、MONORAL(モノラル)では「ワイヤフレーム」での使い勝手を拡張するアタッチメント、重量・収納性を65%に縮小した「ワイヤフレームライト」、そしてわずか125gの焚き火台「ワイヤフレーム フェザー」といった具合に、バックパックひとつでパパッと出かける“マイクロキャンピング”のためのプロダクトを開発し続けています。
ところが画一スタイルだった90年代のオートキャンプブームとは違い、現在のキャンプスタイルは多種多様。ひとくちにソロといっても野営系もあればミリタリー系、クラシック、ラグジュアリー、車中泊キャンプなどなど楽しみ方は千差万別。
想定していたマイクロキャンピングとは異なる層のキャンパーだって、当然、軽くてかわいい「ワイヤフレーム」に目を付けたわけです。
そのためでしょう、ダッチオーブンを載せられますか? という問い合わせが非常に多く…ついにその問いかけに本気で取り組み、作り上げたのが「ワイヤフレーム ソリッド」(2万2000円)です。
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