2002年に初代「ルンバ」を発売(日本では2004年に発売)し、ロボット掃除機カテゴリーを生み出した米アイロボット(iRobot)社。2016年には軍事用ロボットや産業用ロボットなどのB2B事業を廃止してコンシューマー商品に特化し、さまざまな機器を連携させることで住宅をインテリジェント化する「スマートホーム」の実現へ力を入れるという方針を打ち出した。
2018年10月には実勢価格5万円を切る戦略的商品の「ルンバe5」を発売し、ロボット掃除機のさらなる普及を目指している。
そんな中、アイロボットのCTO(最高技術責任者)を務めるクリス・ジョーンズ氏が来日し、インタビューする機会を得た。これまでのロボット掃除機開発への取り組みや、スマートホームの実現に向けた課題などについて聞いた。