近年のアウトドアムーブメントにより、街でもアウトドアアイテムをファッションに取り入れる人をよく見かけるようになりました。より快適に過ごせる機能性が多くの人に受け入れられ、あっという間に広まった印象です。特に「ザ・ノース・フェイス」は本格的なアウトドアブランドながら、近年タウンユースで爆発的な人気を得ています。
しかし、アウトドアは山やキャンプだけはありません。1958年に創業して以来、世界のフィッシングシーンをリードしてきた“釣りのダイワ”が先日、一般消費者向けのファッションショー&2020年春夏の新作展示会を開催しました。ダイワ=アパレルのイメージがある人は少ないかもしれませんが、以前より釣り用のウエアを中心に展開はしていました。近年は、釣りの時でも日常でも着られる汎用性の高い商品展開を進めていて、そして今回、よりタウンユースで使えるデザインに生まれ変わりました。釣り具で有名なダイワがアパレルに力を入れる理由は何なのか。そこには第2のザ・ノース・フェイスへのヒントが隠されていました。
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