始まりは、ただ一行に込めた企画書だった<G-SHOCK進化のカギを握る男たち①>

■樹脂からメタル、さらに金無垢まで!第1号モデルの35年

また、G-SHOCK誕生35周年を記念して2018年4月に発売が始まり、今や不動の人気を確立した初のフルメタルケース&ブレスレット採用モデル「GMW-B5000」。初代は電池式だったが、このモデルはタフソーラー(ソーラー駆動)、世界6局の標準電波、スマートフォンの専用アプリを使った時刻の自動修正など、最新の機能が搭載されている。価格はゴールドIP仕様とブラックIP仕様が、ともに6万6000円。シルバーのSS仕様は7万4800円

▲初代のフォルムはそのままにフルメタルケースで新しい魅力を実現。一気に人気モデルとなった「GMW-B5000」

▲フルメタルモデル「GMW-5000」(2018年4月)の耐衝撃構造。SS製ベゼルとケースの間の赤いファインレジンが衝撃を和らげる

▲初代のために開発された「5段階衝撃吸収構造」の解説図。これが基本となって、耐衝撃吸収構造はさらに進化・発展する

▲2018年12月、渋谷の誕生35周年記念イベントで金無垢モデルを発表する伊部さん。2019年に限定35本で発売。価格は847万円

 

■THE HISTORY OF G-SHOCK

【1983年】

・第1号モデル「DW-5000C」誕生

【1985年】

・初のMUD RESISTモデル

【1989年】

・アナログ&デジタルコンビモデル「AW-500」誕生

【1990年】

・初の1/1000秒ストップウォッチ機能搭載

【1992年】

・初のセンサー内蔵モデル

【1993年】

・200m潜水用ダイバーズ「FROGMAN」誕生

【1994年】

・初のELバックライト搭載モデル

【1996年】

・フルメタルG-SHOCK「MR-G」誕生

【1997年】

・初のツインセンサー内蔵モデル

【1998年】

・初のソーラー駆動(タフソーラー)
・モデル洗練と上質を追求した「GIEZ」誕生

【1999年】

・樹脂とメタルの複合素材モデル「MT-G」誕生

【2000年】

・初の電波モデル

【2002年】

・初の電波ソーラーモデル

【2003年】

・初のアナログ電波ソーラーモデル

【2004年】

・「MR-G」初の電波ソーラーモデル

【2009年】

・「FROGMAN」初の電波ソーラーモデル

【2010年】

・耐衝撃&耐遠心重力モデル「SKYCOCKPIT」誕生

【2012年】

・耐振動性能を加えた初の「TRIPLEGRESIST」採用モデル初のスマートフォン・コネクテッドモデル

【2013年】

・初のコアガード構造採用「MT-G」誕生初のトリプルセンサー搭載モデル

【2014年】

・世界初のGPS&電波モデル「GRAVITYMASTER」誕生

【2016年】

・初の水深計搭載ダイバーズ「FROGMAN」初のクワッド(4)センサー搭載モデル

【2017年】

・初のGPS&電波&スマートフォン接続モデル

【2018年】

・第1号モデルのフルメタル版「GMW-B5000」誕生。第1号モデルの金無垢限定モデル、発表

【2019年】

・初の「カーボンコアガード構造」採用モデル第1号モデルの金無垢限定モデル「G-D5000」発売

【2020年】

・200m潜水用ダイバーズ「FROGMAN」初のアナログモデル初の心拍計+GPS搭載モデル「GBD-H1000」 初の「メタルカバード耐衝撃構造」採用モデル

>> 特集】G-SHOCK進化のカギを握る男たち

※2020年10月6日発売「GoodsPress」11月号掲載記事をもとに構成しています

<取材・文・写真/渋谷ヤスヒト 写真/三田村優  協力/カシオ計算機>

 

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