デビューから17年半でいまだ大人気!現行型「200系ハイエース」の変遷をおさらい

ビジネスニーズのほか、キャンピングカーのベース車両やトランスポーターなど、さまざまなシーンで多くの人から支持されるハイエース。その歴史は50年以上あり、どの時代もユーザーのニーズを巧みに取り込みながら進化を続けてきました。

現行型となる200系ハイエースも長い歴史の中で幾度か変更が加えられています。

そこで、バンを中心に200系ハイエースの進化の歴史をたどっていきましょう。

なお、それぞれの型で中古車相場を紹介していますが、高価格帯はキャンピングカーをはじめとするカスタムモデルになります。

 

■1型(2004年8月〜2007年7月)<中古車価格帯:50万〜560万円>

200系ハイエースでは、100系に設定されていた標準ボディが廃止され、ロングボディとスーパーロングボディの2展開に。幅は4ナンバーサイズの標準ボディ(バンのみに設定)とワイドボディの2展開。ルーフは標準ルーフとハイルーフ(ワゴンにはミドルルーフも設定)が用意されました。

荷室は100系同様に最大3000mm(スーパーロングは3540mm)が確保されるとともに、ボディ形状がスクエアになったことで荷室容積を拡大。

ちなみにボディサイドは垂直に切り立っているように見えますが、よく見るとわずかにRがつけられています。これは完全にスクエアにしてしまうと目の錯覚でボディサイドがくぼんているように見えるため、人間の視覚的に垂直に見えるようにほんの少しだけ丸みを帯びた形になっているのです。

搭載エンジンは2Lと2.7Lのガソリン、そして2.5Lディーゼルターボの3タイプが用意されました。

2005年11月の一部改良では、ヘッドライトにマニュアルレベリング機構を採用。さらにハイマウントストップランプ、助手席リクライニング機構が全グレード標準装備されました。

 

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