■とにかく静かに穏やかに過ごせる環境が「-be-」にはあります
キャンプ場の立地ですが、群馬県の山間部かつ長野県との県境近くにあります。軽井沢は長野県ですが、そこから峠を超えた北側に位置するのが群馬県北軽井沢地域です。
長野県の軽井沢町から群馬県の長野原町をつなぐメイン国道が通っていて、「-be-」はその国道から一本入ったところにあります。
すぐ近くに国道があるので日中夜間含めて車の音が気になりそう! と思うかもしれませんが、とても静かなんです。
夜間はもちろん、日中も風向きによっては全く車の音がしない日も多く、静かな森の中でゆったりとキャンプして過ごせる、そんな場所です。
農繁期は早朝にトラクターなどの重機の音や、日中に牧草を刈る重機の音がします。それでも夜間は静かで穏やかに過ごせる。
そんな静けさの中で穏やかに過ごしていただいて、「気持ちよかった」「楽しかった」と言っていただけたら本望です。
■素の自分に戻れる、そんなキャンプ場を目指しています
僕たちのキャンプ場「-be-」は「素の自分に戻ってキャンプを楽しめるキャンプ場」をコンセプトに営業を進めていきます。
日常の疲れや悩みから解き放たれて、わずらわしいことから離れて、とにかくキャンプに癒やされて、休日を満喫してほしい。
僕の裏テーマにはなりますが、誰かの“居場所”になれれば嬉しいなと思っています。
僕自身がキャンプを始めるまで、無趣味で人に誇れるものがないと思って生きてきました。
でもキャンプを始めて、楽しんで、キャンプを仕事にさせてもらって、「あ、僕は僕のままでいいんだ」と思えました。
キャンプに僕は受け入れてもらえた、そんな気持ちがあって、だからこそ、たくさんの人にキャンプを楽しんでもらいたい。そう思って、この9年弱活動してきました。
多くの方はこんなことは思っていないでしょうし、見当違いかもしれないし、余計なお節介かもしれません。
それでも、もし僕と同じように悩んでいる人が「-be-」に来て、ゆっくりと過ごして、「あぁ。良かったな。キャンプ好きだな」って思ってもらえたら、僕にとってすごく幸せなことです。誰でも、いつでも、来たらありのままの自分でいられる、そういう場所を作れれば、それは僕が(というか「-be-」がですが)誰かの居場所になれるんじゃないか。
そのためには、居心地の良いフィールドや使っていて気持ちの良い設備が大前提にあります。冬シーズン中は場内整備でできることは限られてきますが(地面の凍結や雪の影響)、それでもできることからコツコツと。
来年の大きなイベントから、大人も子供も楽しめるようなワークショップもこの冬の間に考えていきます。
春先には、整地作業に高所の枝切りなどのフィールド作業があります。
やることはまだまだたくさんありますが、キャンパーさんたちがゆったりまったり穏やかにキャンプを楽しんでいただくためにがんばっていきますので、ぜひ暖かくなったら「-be-北軽井沢キャンプフィールド」に遊びにきてください。心よりお待ちしています!
また、年末年始をキャンプして過ごされるすべてのキャンパーのみなさま、風邪引かないようにお気をつけください! 今年は例年より冷えるし、雪も多いですからね。
本年も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします! みなさんのキャンプライフが充実した良い年になりますように。
「-be-北軽井沢キャンプフィールド」
〒377-1411 群馬県吾妻郡長野原町応桑1984-160
<文/山口健壱>
山口健壱(ヤマケン)|1989年生まれ茨城県出身。脱サラし、日本全国をキャンプでめぐる旅ののち、千葉県のキャンプ場でスタッフを経験。メーカーの商品イラストや番組MCなどもつとめる。著書に「キャンプのあやしいルール真相解明〜根拠のない思い込みにサヨウナラ」(三才ブックス)
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