1. バック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシンを再現!
アオシマ
「ムービーメカシリーズNo.BT-01 1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー Part1 タイムマシン」(6600円)
※3月発売予定
2023年の全日本模型ホビーショーで発表、レプリカの実車展示でになり大いに注目を集めていたアオシマの「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part1タイムマシン」が3月に発売となります。
キットは完全新金型で、ベースとなっているデロリアン・DMC-12を完全再現。ガルウイングドアは開閉可能、映画パートⅠの劇中で時計台から雷の電流を次元転移装置へと送るアンテナも装着可能。
また劇中の1985年10月26日に行われた実験で使用されたプロポ、ビデオカメラもおまけパーツとして付属(マニアックですなぁ)。さらにタイムスリップの際に発生する炎のエフェクトパーツが付属、はたまた別売の専用ディテールアップパーツが用意されるなどアオシマの本気が詰まったキットになっているようです。これまた楽しみです!
2. アンティークな70年代コカ・コーラのデリバリーバンを1/24で楽しむ
AMT
「1/25 1977 フォードバン コカ・コーラ ベンディングマシン付き」(6600円)
※1月発売予定(再販)
アメリカの老舗模型メーカー AMTが、フォードのフルサイズバンとして人気のエコノラインシリーズのバン、V型8気筒をフロントに搭載した1977年型をモデル化。アメリカ国内では救急車やさまざまな種類のトラック、バスにも使われたベストセラーバンです。
キットはコカ・コーラのデリバリーバンをイメージした仕様となっており、コカ・コーラロゴはデカールで再現。運転席など、インテリアも細かくモデル化されダッシュボードやシートなど、リアリティ十分。
なんといってもボーナスパーツとして当時のコカ・コーラの販売機、ベンディングマシン付属しているのがこのキットの魅力にひとつ。スカッと爽やかに作りたいです。
3. あのチンクエチェントが装いも新たに登場!
タミヤ
「1/24 フィアット500F」(2240円)
※2月発売(再販)
キット自体は1996年に発売されたもので久しぶりの再販です。1957年から75年に販売された2代目フィアット500をモデル化したもので、愛らしいスタイルのボディのキャンバストップは開閉どちらかを選択可能。エンジンやトランスミッションなども精密にモデル化し、前後のサスペンションも実車に忠実に再現されたキットです。
今回新たにイタリア国旗をイメージした緑/白/赤のストライプや赤色の帯などのスライドマークが追加され、より魅力的なモデルとなっています。
ちなみに達人は、ルパン〇世の1/24フィギュアを所有しているで、ボディを黄色に塗ってあの仕様で…。いやこれまた発売が待ち遠しいです。
■唯一無二の超音速旅客機コンコルドを1/72のビッグスケールで堪能する
エレール
「1/72 コンコルド エールフランス」(プラッツ扱い:2万900円)
※発売日未定(再販)
2023年5月に開催された第61回全日本模型ホビーショーで、フランスの老舗模型メーカーHeller(エレール)の取り扱いを開始したとプラッツからアナウンスがありました。その際にブースで展示されていた「1/72 コンコルド・エールフランス」は、鮮やかな黄色の箱とセンスの良いボックスアートと相まってひときわ目立っていました。
キットは長らく休販となっていたこともあり入手困難になっていたキットです。それだけに今回プラッツ扱いで、エールフランス仕様での再販は嬉しい限り。1/72スケールだと、軽く60センチを超えるサイズのコンコルド。いや早く作りたいです!
■激似!B-15Cフライトジャケットを羽織ったマリリン・モンローがいよいよ発売!
エクスプラス
「1/8 マリリン・モンロー (U.S.O. ツアー1954)」(6050円)
※1月発売予定
第61回全日本模型ホビーショーのレポートで紹介したエクスプラスの1/8スケール『マリリン・モンロー』がいよいよ発売になります。
キットは1954年2月に行われた米国慰問協会 (USO)による朝鮮戦争のキャンプショー・ツアーでのワンシーンを再現。自然なポーズ、そして訪問した2月の朝鮮半島は厳しい寒さであったことから、肩にかけているナイロン製のB-15Cフライトジャケットやウールのシャツなどをリアルに再現。実によい感じです。
フィギュアは完成すると約22センチのサイズがあり存在感があります。貴方のデスクに是非マリリン・モンローを飾ってください!(リアルフィギュア塗装を練習しないとイカンなぁ)。発売が楽しみです!
<文/長谷川迷人>
長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTube「
モデルアート公式チャンネル」などでもレビューを配信中。
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