【The ORIGIN of the CAMP GEAR】
「パイルドライバーは元々釣り用品としてスタートしたギアなんです」
そう話すのは、スノーピーク企画開発本部長の林さん。スノーピークといえば、品質やデザイン性の高さから人気を集めている、キャンプを楽しむ人なら誰もが知る老舗アウトドアブランドです。
「パイルドライバー」(7150円)はキャンプサイトでランタンを吊るすために使う、“ランタンスタンド”と呼ばれるギア。
カメラの三脚のような構造のランタンスタンドが多いなかで、異質とも言えるビジュアルの「パイルドライバー」。見た目が金属の棒なので、キャンパー以外に“これなにに使う棒? 武器? "と言われたことがある人も少なくないのでは?
使い方はそのシンプルなデザイン同様非常に簡単で、ポール最上部を握って地面に向かって打ち込むだけ。
ただ、打ち込む際に、ハンガー部分に手をハサミがちなので、ご注意を。失敗するとすごく痛いんですよね…
長さが最短110cm、最長240cmの間で無段階で調節可能なので、例えばソロ・デュオキャンプなら低めに、ファミリーキャンプ・グループキャンプなら高めに、と人数やキャンプスタイルを選ばずに使用できます。
長さ調節は蝶ネジを締めるだけ。この使いやすさも人気の理由ですね。
また、三脚タイプのものと異なり脚を広げる必要がないので、狭いスペースにも立てられるというのもメリットですね。キャンプ場によっては狭めのサイトもありますから。
そんなパイルドライバーが、元々釣り用品…? 一体どういうことなんだ?
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