2. ファーウェイ・ジャパン「Huawei Watch GT 4」
一方、フォーマルなスーツ等でも着用しやすいメタリックなデザインを求めている場合には、ファーウェイ・ジャパンが23年10月に発売した「Huawei Watch GT 4」をチェック。
46mmモデルでは、八角形のケースが採用され、ステンレスベルトモデル(4万9850円)も選択できます。
カロリー管理をするためのボディメイカー機能がユニーク。自動で算出される消費カロリーと、手動記録する毎食の摂取カロリーのバランスを確認しつつ、体形維持などに活かせます。
なお、41mmモデルもあり、こちらでは女性的なデザインが採用されています。
3. ガーミン・ジャパン「Lily 2 Classic」
女性向けの腕時計を意識したデザインを採用する製品としては、ガーミン・ジャパンが24年1月に発売した「Lily 2 Classic」も要注目。14mm幅のバンドを採用し、フェミニンなコーディネートにもマッチするシルエットに整っています。
機能面では、睡眠の質を「睡眠スコア」として、数値で評価できるのがポイント。また、フィットネス用途で利用する際などには、「Body Battery」として表現される数値を確認することで、回復度合いを判断し、次のエクササイズのタイミングを見定められます。
4. ポラール・エレクトロ・ジャパン「POLAR IGNITE 3 Titan」
体内リズムの改善機能が充実した「POLAR IGNITE 3」からは、23年6月にベゼル素材にチタンを採用した「Polar Ignite 3 Titan」が発売されています。
特に、レザー(ブラウン)とシリコン(ブラック)の2種類のバンドを同梱したモデル(6万3800円)では、幅広いコーディネートにも対応しやすいでしょう。
睡眠習慣・体内リズムを改善するために日中の活動タイミングをレコメンドする機能を搭載。また、ワークアウトの測定に関しても、現状のペースタイムと目標タイムとの開きが分かったり、水分・栄養の補給タイミングを知らせてくれたり、と機能が充実しています。
5. Withings「ScanWatch Light」
アナログ文字盤にこだわりたい場合には、Withings(ウィジングス)が24年4月に発売した「ScanWatch Ligh(スキャンウォッチ ライト)」も面白い選択肢です。
同製品では、アナログ文字盤の上部に小さな円形の白黒ディスプレイが備わっています。そのため、全体の雰囲気はアナログ時計に近いものの、この小さな画面で、心拍数の数値や、歩数など、最低限の情報を確認可能です。
機能としては、40種類以上のワークアウトを計測できるほか、睡眠スコアの算出などにも対応しています。
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こうして俯瞰してみると、4〜5万円の価格帯でも意外とデザインの凝ったモデルが多いことがわかるはず。比較的リーズナブルな選択肢としても、スマートウォッチに再注目してみると良いかもしれません。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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