2. OPPO「OPPO Band 2」
同じく縦長ディスプレイを搭載した製品としては、23年1月にOPPOブランドから発売された「OPPO Band 2(オッポ バンド ツー)」などもあります。こちらも8480円で、1万円を切る価格になっています。
運動を意識した機能が充実しているのがポイントで、例えばワークアウトの計測は100種類以上をサポート。さらに、「ランニング」「ウォーキング」「ローイング」「エリプティカル」の4種類については、動作を認識し、自動で記録を開始できる機能も備えます。
特に、「プロテニスモード」が搭載されており、サーブやフォアハンドトップスピン、フォアハンドスライス、バックハンドトップスピン、バックハンドスライスなどをそれぞれ認識して、打球数やスイングスピードを計測する機能があることがユニーク。
また、ランニングメニューは13種類が用意されており、そのなかから自分のレベルや体調にあったものを選択して利用できます。ランニング終了後には、結果のデータを元に、次回のランニングに向けたアドバイスも表示されます。
3. Amazfit「Amazfit Bip 5」
一方、四角いデザインのウォッチを探している場合には、Zepp Health Corporationが23年9月に発売した「Amazfit Bip 5」に注目です。1.91型のディスプレイを備えており、価格は1万4800円。
ワークアウトは120以上の種目を測定できるほか、「屋外ランニング」「トレッドミル」「ウォーキング」「屋内ウォーキング」「屋外サイクリング」「ローイングマシン」「エリプティカル」ーーの7種目については設定次第で自動で認識することも可能です。
ヘルスケア関連については、ひとつの操作で複数の指標を計測できるのが便利なポイント。心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルについては24時間のヘルスモニタリングも可能です。
4. シャオミ「Xiaomi Watch S3」
一方、円形ディスプレイのスマートウォッチを探している場合には、24年2月に発売された「Xiaomi Watch S3」 がおすすめ。本体価格は1万3980円です。
同機は、1.43インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載しており、バンドだけでなく、ベゼル部分の着せ替えにも対応できるのがユニークなポイント。オプションを活用すれば、ファッションやシーンに合わせて、ウォッチの雰囲気を変えながら利用できます。
バッテリー持ちは、通常使用で15日間ほど。さらに、急速充電に対応していて、5分間の充電で最大2日間使えるという取り回しの良さも見逃せません。
なお、ワークアウトの計測は150種以上をサポート。5ATMの防水性能も備えています。
5. シャオミ「Redmi Watch 3 Active」
最後に、とにかく安い製品を探している場合には、同じくシャオミから23年7月に発売された「Redmi Watch 3 Active」に注目です。価格はなんと5490円。今回紹介する5機種の中でも、最安の一台となります。
四角形のディスプレイを備え、側面に物理ボタンをひとつだけ配置するミニマルなものが採用されています。
一方で、機能面は、100種類以上のワークアウトに対応し、防水も5ATMに対応。血中酸素レベルの測定や、24時間の心拍モニタリングもサポートするなど、まさにコストパフォーマンスの良い一台です。バッテリー持ちも最大12日間を誇ります。
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なお、ここで紹介した以外にも、ECサイト上では、さまざまなノーブランドの激安スマートウォッチが販売されているのが現状です。
しかし、安心して使うためには、技適の有無がわかり、サポート窓口等がすぐに見つかるような比較的名の知れたブランドを選択することを、筆者としてはおすすめします。その意味でも、本稿で紹介したような5製品などを軸に比較検討してみてください。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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