2. フォトスキャン
書類をカメラでスキャンするのは簡単ですが、光沢感のある写真をカメラで撮影しようとすると、照明が反射して映り込んでしまい肝心の写真が白く欠けてしまうことがあります。そんなときに便利なのがGoogleが提供している「フォトスキャン」というアプリです。
撮影画面に表示される丸を狙って、複数枚の写真を撮影すると、それらが合成され、写り込みが解消された綺麗なスキャンができるという仕組みです。
3. Google ToDo リスト
Googleカレンダーと相性の良いツールとして「Google ToDo リスト」があります。iOS標準の「リマインダー」に似たタスク管理のアプリですが、日時を指定して登録した内容が、Googleカレンダーアプリの内容として自動で連携されるのが大きなメリット。
タスクの記録はToDoリスト形式で行い、カレンダー上でもそれを確認したいという人は、Googleカレンダーとの組み合わせて活用すると良いでしょう。
4. Google Authenticator
特定のサービスにサインインする際、本人確認のために「ワンタイムパスワード」(短い時間制限のある数桁の数字)の入力が求められることがあります。こうした2段階認証のプロセスにおいて、ワンタイムパスワードを表示できるアプリのひとつとして「Google Authenticator」があります。
詳細な使い方については、本稿では割愛しますが、昨今ではセキュリティ確保のために2段階認証を使えるSNSやSaaSなどが多いので、メジャーな選択肢のひとつとしてぜひ覚えておきましょう。
5. Google ファミリーリンク
子どもが使っている端末を見守るためのサービスとして「Google ファミリー リンク」があります。App Storeでも同名のアプリが提供されており、これを使うことで、例えば親がiPhoneで子どもがAndroidといった運用状況でもペアレンタルコントロールが可能になります。
同サービスでは、連携させたアカウントに関する「1日の合計利用時間」や「よく使用するアプリ」「最近ダウンロードしたアプリ」「位置情報」などを把握できるのが特徴です。
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きっとApple製品ユーザーでもGmailやGoogleマップのようなGoogleサービスを使ったことがないという人は少数派でしょう。一方で、iPhoneユーザーだけれども、さまざまなGoogleサービスを満遍なく活用しているという人も、そこまで多くないかもしれません。
本稿で紹介したアプリも、ごく一部をピックアップしただけですが、こうしたマニアックなGoogleサービスについても便利な使い方を模索してみてはいかがでしょうか。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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