「所詮スマホでしょ…」なんて思ったら大間違い。プロも感激する“Xiaomiライカ”の懐の深さ

【趣味カメラの世界 #3】

第一回第二回と「Xiaomi 14 Ultra」(19万9900円)のカメラとしての実力の高さを紹介してきました。もはやスマホであることを忘れそうな勢いの本機ですが、撮影を楽しめる機能はまだまだありますよ。

■何気ない風景写真が作品っぽくなる“ライカ透かし”が趣深い

▲ シャッタースピード1/2315秒、F1.8、ISO50、35mm換算85mm、Leica NTフィルター

“透かし”とは、焦点距離や絞り値などの、撮影の設定が表示されること。SNSにアップするときにも撮影データが見られるのはちょっと特別感があって、カメラ好きにはうれしいポイント。

▲ シャッタースピード1/245秒、F2.0、ISO50、35mm換算23mm、Leica BW HCフィルター

何度見てもメインカメラの高精細さには驚かされます。なんてことないスナップですが、ライカのロゴとハイコントラストなモノクロで、往年の名スナップ感が醸し出されます。

▲ シャッタースピード1/1827秒、F2.0、ISO50、35mm換算46mm、Leica BW HCフィルター

橋の欄干に止まるハトを撮ろうとしたら、ちょうどもう一羽のハトが飛んできた瞬間。偶然の1枚ですが、ハトのバランスが神がかっていて今回撮影した作例の中でもお気に入りの1枚です。モノクロ写真にライカの透かしが映えます。

RAW撮影時には透かしを入れることはできないのですが、後から透かしを入れることは可能です。なお、撮影時よりも選べる透かしのバリエーションが多いです。

【次ページ】改めて「Xiaomi 14 Ultra」のスゴさを振り返る

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