長期休みはネット動画三昧でしょ!主要10社の料金プランや無料サービスをおさらい

せっかくの長期休みだからこそ、ゆっくり動画を見てくつろぎたい。

そんなときに、頼りになるのが「動画配信サービス」(VOD:ビデオ・オン・デマンド)です。しかし、市場にはかなりたくさんのサービスがあって、それぞれどのくらい料金差があるものなのか、ちょっと分かりづらい。

本稿では、代表的な10サービスをピックアップして、概要と特徴をおさらい。初めて使う方も、いつも使っているサービスがある方も、どんな選択肢があるのか、チェックしてみてください。

なお、本稿で紹介する料金は、そのサービスにおける基本設定の値であり、App StoreやGoogle Playストアからの購入時には、金額が異なることがあります。ご留意ください。

 

1. ド定番な「Amazon Prime Video」

「Amazon Prime Video(プライムビデオ)」は、言わずと知れたAmazonのビデオストリーミングサービス。

Amazon.co.jpのお急ぎ便やお届け日指定などが無料で使えるようになる定額サービス「Amazonプライム」に加入すると、その料金内で特典対象の動画コンテンツも追加料金なしで視聴し放題になるという仕組みです。普段から買い物でAmazon.co.jpを使うので、すでに使っているという人も多いはず。

料金は「Amazonプライム」と同じなので、月額600円(税込、以下同)、または年額5900円。競合と比べてもかなり安い印象です。なお、もしAmazon.co.jpで買い物をしないという人でも、30日間の無料体験があるので、それを使ったのち、月600円で短期間だけ利用するといった楽しみ方もできるのがメリットとなるでしょう。

Amazon Prime Videoの料金について書かれた画面

▲Amazon Prime Videoは長期利用するなら年額プランの方がだいぶお得。ただし、短期でも月600円で楽しめる

ちなみに、コンテンツによっては料金内で視聴できず、有料でレンタルや購入する場合もあります。

 

2. オリジナル作品の多い「Netflix」

「Netflix(ネットフリックス)」は海外作品やオリジナル作品も充実している動画配信サービスです。先述のAmazon Prime Videoと比べると、月額料金を払うことで、配信されている全てのコンテンツを視聴できるのがポイント。一方で、常設の無料体験期間はなく、月額料金も若干高めに設定されています。

Netflixの料金について書かれた画面

▲Netflixの料金プラン

3つのプランを選択でき、「広告つきスタンダード」が月額890円、「スタンダード」が月額1590円、「プレミアム」が月額2290円になります。

ちなみに、最上位の「プレミアム」プランを購読すると、同時視聴台数や同時ダウンロード可能デバイス数が増えるほか、高画質での視聴や、空間オーディオへの対応などの特典が付きます。

 

3. ディズニーとのセットもある「Hulu」

Prime Video、Netflixに次ぐ選択肢として上がってくるのが、「Hulu(フールー)」。月額1026円で各種動画コンテンツを視聴でき、一部テレビ番組の見逃し配信なども行われています。一部コンテンツはレンタル・購入が必要。こちらも、キャンペーンなどを除き、常設の無料体験はキャンペーン期間はありません。

huluとDisneyのセットプランについての画面

▲huluとDisney+のセットに注目だ

そして、このHuluといえば、ディズニー傘下になったことが最近のトピック。後述する「Disney+」とセットになった「Hulu | Disney+ スタンダードセットプラン」(月1490円)、または「Hulu | Disney+ スタンダードセットプラン」(月1740円)も選べます。

これまで「ディズニープラス観たいけど、ほかの動画サービスと組み合わせると値段がなぁ…」なんて思っていた人なら、このセットプランは必見ですね。

 

4. 年額プランだとちょっと安くなる「Disney+」

そして、ディズニーやピクサー、マーベルなどのコンテンツが好きな方は、「Disney+」も狙い目。先述のHuluとのセットプランだけでなく、単体プランもチェックしておきましょう。

サブスクリプションは月額・年額の2種類が用意されています。「ディズニープラス スタンダード」プランは月額990円か年額9900円、「ディズニープラス プレミアムプラン」は月額1320円、または年額1万3200円。上位プランにすると、解像度や、ドルビーアトモス対応、同時視聴可能台数などが変わってきます。

ディズニープラスのプランについての画面

▲Disney+は年額プランも選べる

 

5. 雑誌も読むなら「U-NEXT」

雑誌を読む機会がある場合には、「U-NEXT」も有力候補になるでしょう。動画視聴と雑誌読み放題サービスがセットになった「月額プラン」(月額2189円)が提供されており、1ポイント=1円で利用できるポイントも1200円付与されるのがポイント。例えば、有料作品の購入や、電子書籍の購入などに使えます。

ちなみに、一部ジャンルが視聴できない代わりに付与されるポイントが1500円になる「月額プラン(ポイント増量)」もあるので合わせてチェックしておきましょう。

U-NEXTのポイント付与についての画面

▲U-NEXTはポイント付与をうまく使えるかどうかでお得度が変わってくる

また、ここ数年のトピックとしては、TBSやテレビ東京、WOWOWなどによる動画配信サービス「Paravi」が、U-NEXTに統合されています。そのため、TBS・テレビ東京系のコンテンツなどが気になる場合も、U-NEXTをチェックしてみましょう。

 

【次ページ】昔のドラマ、スポーツ、アニメetc.観たいコンテンツがあるサービスを選ぼう

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