【品名】
インスタントコーヒー…お湯をかければコーヒーになるもの
レギュラーコーヒー…焙煎豆が挽かれた状態。ドリップすればコーヒーになる
【メニュー名】
アメリカンコーヒー…元々は浅煎りのコーヒー豆から抽出したコーヒーだが、日本では濃度が薄いコーヒーという意味で使われることが多い
カフェオレ…深煎り豆で抽出したドリップコーヒーと温めたミルクを同量で合わせたフランス生まれのコーヒー。オ・レは英語ではwith Milkという意味
カフェラテ…エスプレッソにスチームミルクを入れて作るイタリア発祥のコーヒー。イタリア語でカフェはコーヒー、ラテはミルクという意味
カプチーノ…エスプレッソにスチームミルク(蒸気で温められた液体状のミルク)とフォームミルク(空気を含んだ泡状のミルク)を注いで作るイタリア生まれのコーヒー
ブレンドコーヒー…産地や品種、焙煎度合いが異なる複数種類のコーヒー豆を配合(ブレンド)したコーヒー。店によって配合が異なる
【焙煎】
イタリアンロースト…コーヒー豆の焙煎度を8段階に分けた際の最も深く焙煎したもの。深煎りの一種
フレンチロースト…コーヒー豆の焙煎度を8段階に分けた際の2番目に深く焙煎したもの。深煎りの一種
炭焼きコーヒー…炭火を熱源にして焙煎した焙煎豆
【抽出】
エスプレッソ…深煎りのコーヒー豆を極細挽きにして圧力をかけながら抽出する
コーヒープレス…ポットにコーヒー豆を挽いた粉(レギュラーコーヒー)と熱湯を入れ、上から粉を押し沈めて抽出する。プレスコーヒー、フレンチプレスとも呼ぶ
コールドブリュー…コーヒー豆を挽いた粉(レギュラーコーヒー)を冷水や常温の水に入れ、熱をかけず時間をかけて抽出する。水出しコーヒー
サイフォン…下部のフラスコに入れた水を加熱して沸騰したお湯が、コーヒー粉を入れた上部のロートへ移動し抽出する。まろやかな口当たりが特徴
ドリップ…フィルターに入れたコーヒーの粉にお湯を注ぎ、ろ過しながら抽出する。一般的にはペーパーフィルターを使用する
ネルドリップ…ドリップ時にフランネルという布製のフィルターを使って抽出する。コクのある味わいが特徴
【産地】
キリマンジャロ…アフリカ東部の国、タンザニアの北東にあるアフリカ最高峰キリマンジャロ山の斜面で栽培されたコーヒー。現在はタンザニア産のアラビカ豆はすべて「キリマンジャロ」と呼ぶ。強い酸味が特徴
ブルーマウンテン…ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の限られた地域で栽培されたコーヒー。樽に詰められて輸出されることでも有名で、酸味、苦み、コクのバランスが取れた味わいが特徴
マンデリン…インドネシア・スマトラ島で栽培されたアラビカ種のコーヒー。酸味が少なく、強めの苦みやどっしりしたコクが特徴
モカ…エチオピアとイエメンで栽培されたコーヒー豆はかつて、アラビア半島南部にあった港町モカから出荷されていたことから、両国の豆を総称してモカと呼ばれる
【その他】
デカフェ…カフェインが含まれている飲み物からカフェインを除去したものを指す。コーヒーの場合は、焙煎前のコーヒー豆からカフェインのほとんどを取り除いており、カフェインレスコーヒーとも呼ぶ
デミタス…エスプレッソを飲むときによく使われる小さなカップ。通常のコーヒーカップの約半分の容量(70~80cc)で、デミ=少ない・半量、タス=カップという意味
ブラックコーヒー…ミルクやクリームを入れていないコーヒーのこと。本来は砂糖が入っていてもブラックなのだが、最近は無糖コーヒーという意味で使われることが一般的
ロースター…コーヒーの生豆を焙煎する機械。自家焙煎している店という意味でも使われる
ハマると結構おもしろいコーヒーの世界。ぜひ今年はもう一歩だけコーヒーの世界に足を踏み込んでみませんか?
<文/円道秀和(&GP)>
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