ポップさが魅力!Nothingのサブブランド「CMF」のスマホを使ってみた

■CMF Phone 1はカスタマイズできるのが魅力

CMF初のスマホ「CMF Phone 1」の最大の特徴は、カスタマイズできること。背面パネルとサイドフレームが一体のケースを取り外すことができ、別売のケースに着せ替えられます。その際、ネジを外したりするので、ちょっとした工作をしているような気分を味わえる趣向です。

▲ケースを外して、まるごと着け替えることが可能。SIMスロットも交換できる

▲付属のドライバーを使って、自分の手で組み立てている気分を味わえる

カスタマイズできるアクセサリーとして、スタンド、カードケース、ストラップも用意。スタンドを取り付けるとスマホを立てることができ、カードケースには最大3枚のカードを収納可能。ストラップは本体にホルダーを取り付けてネックストラップを付けられます。

▲スタンドは動画を観るときなどに便利。デザイン的なアクセントにもなる

▲おサイフケータイ非対応だが、背面にカードケースを付けてSuicaやPASMOなどを入れておける

▲ストラップは本体にホルダーを取り付けて、そこに引っ掛ける仕組み。なので、自前のストラップを付けることも可能

CMF Phone 1の本体は4万4800円。アクセサリーはケースが4980円、スタンドが1980円、カードホルダーが2980円、ストラップが2980円なので、一式買い揃えても5万7720円。これくらいであれば買っちゃいますよね?

CMF Phone 1は「MediaTek Dimensity 7300」というプロセッサーを搭載するミッドレンジの5Gスマホ。ですが、6.67インチの有機ELディスプレイを搭載し、120Hzの高リフレッシュレートに対応。リアカメラは2眼に見えますが、ひとつは深度センサーなので、実質的にはシングルカメラ。されど、ソニー製の50メガピクセルのイメージセンサーを搭載し、結構明るくきれいに撮れます。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、電池持ちも良好。普段使いには申し分のない仕様と言っていいでしょう。

▲6.67インチの大画面ディスプレイを搭載。ホーム画面のデザインはNothingのスマホと共通

▲明るくナチュラルな色で写る

▲屋内で料理を撮った作例

▲ポートレートモードで撮った作例

ただし、注意しければならない点があります。それはドコモとauのプラチナバンドに対応していないこと。これらの回線のSIMで使う場合、場所によってはつながりにくかったり、通信速度が遅くなったりする恐れはあります。ですが、筆者は各社のSIMを差し替えて使った範囲では、不便を感じることはありませんでした。なお、おサイフケータイにも対応していません。

 

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