5代目デビュー間近!歴代シビックタイプRとはどんなマシンだったのか

■4代目(FK2) ~心昂ぶるブッチギリの走り

“心昂ぶるブッチギリの走り”をコンセプトに開発された4代目タイプR。歴代タイプRで初となるVTECターボを搭載し、FF量産車でもっともハイパワーな228kW(310ps)を実現しました。

空力も徹底的に煮詰め、高速走行時の安定性が向上しています。さらにエンジン、アダプティブ・ダンパー・システム、VSA、EPSの制御をスポーティーに変化させる「+Rモード」を搭載し、加速性能が高められました。

これらによりドイツのニュルブルクリンクサーキット北コースにおいて7分50秒63のラップタイムを記録。FF量産車最速の称号を手に入れました。

このシビックタイプRは全世界8500台限定販売となり、日本には750台のみが割り当てられました。購入は事前に専用サイトかで商談予約をした上で契約するというものでした。当然あっという間に完売となり、しばらくは中古車市場で超プレミアム価格で取引されていました。現在は価格は大分落ち着いてきましたが、それでも平均価格が新車価格(428万円)より高い453万円となっています。

>> ホンダ

 


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(取材・文/高橋 満<ブリッジマン>)

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