■三菱冷蔵庫が清潔性と節電でさらに進化
安蔵:三菱電機の冷蔵庫「置けるスマート大容量シリーズ」の最新モデルが登場しました。約-7℃で瞬間的に凍らせる「切れちゃう瞬冷凍」、氷点下なのに凍らせないで保存できる「氷点下ストッカーD」に加えて、昨年は野菜の光合成を促進してビタミンCを増加させる「朝どれ野菜室」を搭載。今年は断熱性能の向上と野菜室の手入れがしやすくなりましたね。
奈津子:どちらかというとマイナーチェンジという感は拭えませんが、野菜室の底面に抗菌加工を施した新採用の「クリーントレイ」が付きました。野菜の土やカスがこびり付かずにさっと水で洗い流せるので、清潔に保てるのが魅力ですね。
安蔵:クリーントレイがドリンクを入れる部分にないのは残念ですがね。
奈津子:大根などを置く場合もあるかと思うので、できればそこまでトレイを置いてほしかったですね。でもLEDライトで葉物野菜に光を当て、光合成を促進させるという発想は面白いです。
安蔵:実際にレタスやキャベツの色が鮮やかになったりしますから、この機能はなかなかオススメですよ。
■皮下脂肪の厚さに合わせてコントロールするEMS機器
奈津子:私が7月に発売された製品の中で注目したのがエレコムの「エクリア リーン」でした。
安蔵:いわゆる「EMS(Electric Muscle Stimulation)機器」、つまり筋肉を電気で刺激することでトレーニングなどの効果を得られる機器ですね。
奈津子:EMS機器というと男性的なデザインが中心な気がするのですが、こちらは女性らしい見た目でかわいらしいのが魅力です。これならバッグにしのばせておいたり、女友達との旅行に気兼ねなく持っていけるので◎です。しかも軽くて薄いので、会社でのデスクワーク中にこっそり腹筋や太ももなど、人から見えない位置に貼って仕事しながらのトレーニングもできちゃいそうです。
安蔵:内臓脂肪が付きやすい男性に比べて皮下脂肪が付きやすい女性のために、皮膚の厚さに合わせて電気刺激を変える「部位別モード」を搭載していますね。これはコードレスEMS機器としては業界初とのことです。
奈津子:実際に私も約1か月半使い倒しましたが、想像以上の効果を得られました。自宅ではもちろん、カフェでの執筆中や、花火大会を見るための船の上、テレビ局の楽屋、友人の家、あらゆるところで試しました。皮膚に貼る側のゲルパッドの粘着力が強力で、使用時に全くブレずにぴったりと固定してくれました。デザイン性を周りからほめられる回数も多かったですね。
安蔵:EMSはピリピリとした刺激が苦手な人も多いと思いますが、それはどうでした?
奈津子:想像していたよりも電気刺激が「痛くない」点が高ポイントで、使えば使うほど刺激にも慣れていきました。部位別モードの使い方もボタンで設定するだけと簡単なので、すぐに覚えられました。付属のガイドブックに記されているストレッチを並行して進めた結果、腕や太もも、腹筋がみるみるうちに引き締まっていきました。価格的にも割と手軽ですし、これはなかなかいいですよ。