■働く女性をサポートする冷蔵庫が登場
安蔵:三菱電機は、働く女性をサポートするという冷蔵庫も登場しました。
奈津子:女性だけで組織したチームが開発したという点が興味深いですね。総庫内容量300Lを切る中小型モデルでは、食材を氷点下に保ちながらも凍らせないことで、使いやすさと保存性を両立した「氷点下ストッカー」を初めて搭載しました。
安蔵:できれば、約-7℃で微凍結させる「切れちゃう瞬冷凍」もあると作り置きなどに便利だったんですが、氷点下ストッカーも肉や魚が長持ちするのでオススメです。
奈津子:鍋も、作り置きしたおかずも、お酒も野菜も、アイスまでたっぷり入れられる点がうれしいです。どの棚にも350mlや500mlの缶がピッタリ入るので、お酒やジュースの好きな人にも便利ですね。本体の高さが抑えられているので、背があまり高くない私でも使いやすかったです。
安蔵:「働く1人暮らしの女性に」をターゲットにしていますが、“料理男子”などにもオススメですよ。
奈津子:確かにそうですね。小さな子供がいるシングルマザーや同棲しているカップル、新婚さんにも十分な機能を兼ね備えていると思いました。“おひとりさま”要素をあまり強く出されてしまうと、消費者としても選びにくいし、オススメする側としても紹介しにくくなるので、今後の製品のPRや見せ方にも興味があります。
安蔵:最近は家電選びの相談を受けることもあるみたいですね。
奈津子:そうなんです! 同世代の友人から「恋人と同棲を始めるけど、どんな冷蔵庫がいいの?」などと聞かれるようになりました。これが発売されたら、ぜひオススメしたいですね。年間電気代が抑えられているのも魅力的です。