【SELECT.01】1.2気圧で優しく調理する「煮込み自慢」が予約にも対応
安蔵:象印マホービンの圧力IH鍋「煮込み自慢」の最新モデルが登場しました。前モデルは予約調理も保温機能もなく、後から出たシャープの「ヘルシオ ホットクック」などに比べるとちょっと物足りない部分があったのですが、一気に解消されました。
奈津子:新しい煮込み自慢は、「予約機能」と「保温機能」、あと「自動調理機能」が新機能として搭載されましたね。家事の時間は1分1秒でも減らしたいという、仕事が忙しい人にピッタリだと思います。
安蔵:煮込み自慢の前モデルを持っているのですが、これの大きな特徴は「圧力が低い」ことなんです。圧力が高い方が時短になる一方で、煮崩れしやすいという難点もあります。煮込み自慢は煮魚も作りやすいように、あえて低めの圧力設定にしているんです。
奈津子:体験会で試食しましたが、「カボチャの煮付け」は食材本来の素朴な甘みとうま味、食感が上手に引き出されていて実にまろやか。「豚バラ大根」はトロットロの豚肉にひたひたの大根で、まさに「おふくろの味」という印象でした。「味のまろやかさ」と「食材への味のしみ込み具合い」は、他メーカーの電気鍋と比較してもピカイチだと感じました。
安蔵:それは「一定圧力調理」に加えて、象印独自の「可変圧力調理」が大きなポイントですね。加圧と減圧を繰り返すことで、より煮汁を食材にしみ込みやすくするので、大根にもしっかりと味がしみ込むんですよ。
奈津子:ただ、ディスプレイや全体のフォルムなど、デザイン的に若者向けではない感じがします。
安蔵:炊飯器をよりシニア向けにした感じかもしれませんね。