【SELECT.05】「焼き芋メーカー」やスタンドミキサーも魅力!
安蔵:そのほかに、気になった製品はありましたか?
奈津子:ドウシシャの「焼き芋メーカー Bake Free」というのがユニークでした。調理時間は約40分弱と短くはないですが、試食してみるとホクホクで本当においしかったです。
安蔵:確かに、あの味は電子レンジでは再現できないですね。
奈津子:ドウシシャは販売している製品のジャンルが幅広くて、「売れるものは何でも売る!」という独自の概念がすがすがしくて気持ちいいです。芸能界でも一つのことに固執せず、熱い情熱をもって自分のできる限りのことをアピールしていくことがとても大切だと、改めて感じました。
安蔵:ほかにも気になるものはありました?
奈津子:先ほどハンドブレンダーを紹介しましたが、欧米スタイルのフードプロセッサー、キッチンエイド「Artisan Mini(アルチザン ミニ)」も魅力的でした。
奈津子:洗練されたフォルムにレトロな色合い、見た目がとにかくかわいらしくて、欧米ではキッチンに置いてあるだけでステイタスというのがよく分かる気がしました。ただし収納は結構苦労しそうかなとは思いましたが。
奈津子:国内の調理家電は「時短」もしくは「料理を覚えられる」というアプローチが最近では特に多い気がするのですが、キッチンエイドは比較的「料理好き」な方にターゲティングされているように感じました。
安蔵:アタッチメントさえ加えればパスタを作ったりソーセージを作ったり、野菜麺のようなものを作ったり。お米を挽いて米粉も作れるなど、活用法が幅広いのは“道具好き”にとっても楽しいでしょうね。
奈津子:食材にこだわる人にもオススメです。ただ、アタッチメントの価格がもう少し下がるとうれしいです。
安蔵:確かに、本体価格7万3980円に加えて、ひき肉を作れる「フードグラインダー」は8880円、粉を挽ける「グラインミル」は1万9880円、6種類のパスタを作れる「パスタメーカー」は2万9880円と、なかなかの価格ですね。
奈津子:でも野菜がこれでもかというほどアレンジされてカットされていくさまは楽しいですし、これがあれば調理の幅が広がりそうです。試食したマカロニ(鴨肉のラズベリーソース和え)は絶品でした。
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(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。総合情報サイト「日経トレンディネット」、「NIKKEI STYLE」などで執筆中。近著は「予算10万円以内! 本気で原音を楽しむハイレゾオーディオ」(秀和システム)。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中。
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」