【SELECT.06】日立白くまくんは“清潔性”が大きな魅力
安蔵:日立ジョンソンとダイキン工業からエアコンの新製品が発表されました。日立は人工知能を活用した「くらしカメラAI」に加えて、新たに熱交換器を洗い流す「凍結洗浄」を採用しました。
奈津子:実機の熱交換器を凍結させて、一気に溶かして洗い流すという様子を発表会で見ました。水が固まっていくと同時に汚れが氷に包み込まれ、解凍されるときれいに流されていくのがおみごとでした。
安蔵:業務用途では使われている技術らしいですが、シンプルながら「コロンブスの卵」的な技術ですね。
奈津子:人感センサーでユーザーが出かけていることを検知し、数週間に一度自動で掃除してくれるというのだから賢いです。
安蔵:8月はパナソニックと三菱電機を紹介しましたが、それぞれにアプローチが違って興味深いですね。
奈津子:ここ数年は、消費者がエアコンの衛生面を気にする動きが顕著に現れているように感じます。
安蔵:パナソニックは熱交換器への汚れの付着を防ぐ「ホコリレスコーティング」を施していますし、三菱電機は中まで掃除しやすい「はずせるボディ」を採用しました。
奈津子:パナソニックの空気清浄機能も魅力ですけど、熱交換器の汚れを定期的に洗い流してくれる日立の白くまくんは安心感がありますね。日立は部屋にいる人に風を直接感じさせない「つつみこみ暖房」機能も快適でした。さりげなく室内を温めてくれるのはとても心地いいですよね。