2017年グッドデザイン賞発表!ベスト100で気になるプロダクト12選

■Samsung「Galaxy S8/S8+」

Android端末の中だけでなく、あらゆるスマホの中でも常に最先端を走り続けるGalaxyシリーズ。今年発売された「Galaxy S8/S8+」もやはりスマホ初となる機能が搭載されています。デザインという面ではやはり、側面がラウンドした“エッジディスプレイ”と、物理ボタンをなくしたことによる、プロダクトとしての“一体感”“塊感”がより極まった点ではないでしょうか。手に吸い付くように収まり、手に触れる機会の多いデバイスとしての完成度の高さは抜群です。

>> 虹彩認証にPC化! Samsung新モデル「Galaxy S8/S8+」はやはり最先端だ!

 

■ソニー「Xperia Touch」

Xperiaと付いているのでスマホ関連かと思いがちですが、この「Xperia Touch」は、ソニーが展開する“スマートプロダクト”の第2弾として商用化されたモデルです。超短焦点レンズと、液晶ディスプレイデバイス、小型レーザーエンジンにより、コンパクトかつ高機能を実現しています。超短焦点プロジェクターとしてもスゴいのですが、やはり注目は机や壁などに23インチで投影した場合に可能となる、投影した部分をタッチ操作できるということ。最大10点のマルチタッチに対応し、地図を投影させてスクロールや拡大縮小したり、鍵盤を投影させて演奏したりと、未来感あふれるデバイスになっています。プロダクトとしてのデザイン性の高さだけではなく、コミュニケーションツールとして新しい世界観をもたらした点が評価されたようです。

>> 投影した場所をタッチ操作!「Xperia Touch」は未来感あふれるデバイスです

 

■リコー「RICOH THETA V」

全天球カメラの先駆者である「RICOH THETA」の最新モデルです。初代モデルが発売された2013年とは異なり、いまや360度映像はVRコンテンツには欠かせない存在になりました。Facebookでも見掛けますよね。最新版である「RICOH THETA V」は、なんと4Kでの360度映像が撮影可能になり、さらに360度空間音声も録音できるようになりました。その臨場感ある映像が、こんな小さなプロダクトで撮影できるのかと驚くばかりです。

>> 360°カメラが4K対応に!まるっと音声まで撮れますよ

 

■富士フイルム「instax SQUARE SQ10」

初代チェキとなる「instax mini 10」が発売されたのは1998年は、デジカメもまだ黎明期で、さほど普及しておらず、ケータイにもカメラは付いていませんでした。手軽さや、それまでのインスタントカメラにはなかったカードサイズのフィルムなどがウケて、人気商品となった“チェキ”ですが、スマホ全盛期となり、誰もが気軽に写真を撮る時代となった今、アナログらしさを残しつつ、デジタルのいい部分も取り入れたチェキが誕生しました。それが「instax SQUARE SQ10」です。背面には液晶モニターを備え、モニターを見ながらの撮影や、撮影したものの中からプリントするものを選べるようになるなど、かなりデジタルライクになっています。さらにフィルムも、これまでの長方形から、ポラロイドフィルムと同じほぼ正方形に。サイズはポラロイドよりひと回り小さいですが、Instagramっぽいイメージです。デジタルだけどアナログ、長方形じゃなく正方形、まさに“今”が詰め込まれた現代のインスタントカメラではないでしょうか。

>> プリントする写真が選べる!インスタ時代の最新チェキ「instax SQUARE SQ10」

 

■Amazon.co.jp「Amazon Dash Button」

とにかくシンプル! そしてアナログ! ボタンを押せば注文完了、そのうち商品が届くという「Amazon Dash Button」。ネットショッピングサイトのプロダクトなのに、あえてアナログのボタンにしたところに、Amazonやっぱりわかってるなー、と思ってしまいます。ボタンしかないシンプル極まりないデザイン、小さくしすぎない手にしやすいサイズ、余計な機能は一切搭載していない、押すだけで商品が届くという買い物“体験”など、まさに生活を変えるデザインではないでしょうか。

>> 押すだけで商品が届く「Amazon Dash Button」って本当に必要?

 

■パナソニック「ジェットウォッシャードルツ」

2代目となる「ジェットウォッシャードルツ」。高圧の水流を当てることで、歯の隙間や歯周ポケットの汚れがおもしろいほど落ちてくれるオーラルケア製品ですが、初代と比べて変わった点は大きくふたつ。ひとつは独自の超音波水流技術の採用で、より歯垢除去力が高くなったこと。そしてもうひとつがデザイン。初代はいわゆる、洗面所によくありそうなデザインだったのですが、この2代目になり、白を基調としたシンプルで清潔感あるモノに変わりました。毎日使うモノだからこそ、そして常に洗面スペースにあるモノだからこそ、置いておきたくなるデザインになったのではないでしょうか。

>> キャンピングカーでも使える!新しい「ジェットウォッシャー ドルツ」で爽快キャンプ![PR]

 

【次ページ】炊飯器がふたつもベスト100に!

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