■先進のNC技術を小型サイズに結集
ソニー
「WF-1000X」(実勢価格:2万5000円前後)
左右分離型のBluetoothイヤホンで、NC(ノイズキャンセリング)機能を搭載。アプリを使ったNCカスタマイズにも対応する。左右に振り分けたボタンによる、スムーズな操作性も特徴。NC使用時は最大約3時間使用できるほか、専用ケースで充電することも可能だ。
【殿堂入りポイント】
装着性、音質、遮音性ともにハイレベル
ソニー初の完全ワイヤレスイヤホンですがNC 対応など完成度の高さが光ります。装着性の良さやリーズナブルな価格も魅力です。
■内蔵センサーでスマートに操作
アップル
「AirPods」(1万8144円)
左右独立した完全ワイヤレスイヤホン。片耳だけも利用でき、音声伝送はAACコーデックに対応。光学センサーと加速度センサーを内蔵し、装着時に音楽を自動再生、外した時に再生を一時停止するなどの操作が可能。通話などに使えるマイクも内蔵する。
【殿堂入りポイント】
ワイヤレスイヤホンの普及を牽引
完全ワイヤレスイヤホンの火付け役です。このジャンルでは手頃な価格で、小型かつデザインも秀逸。入門用にも最適です。
■英国気鋭メーカーの高性能イヤホン
RHA
「MA650 Wireless」(1万2852円)
IPX4相当の防水性能を備える英国メーカー製のネックバンド型ワイヤレスイヤホン。NFC対応のBluetooth機能を備え、高音質コーデックのaptX/AACもサポートする。ハンズフリー通話にも対応。連続再生時間は最大約12時間。
【殿堂入りポイント】
音質もデザインも満足できる実力派
ヘッドホン通が注目するメーカーの製品で、同価格帯では突出した音質。しなやかな音を楽しめます。筐体の質感もいいですね。
■ワイヤレスモデルでもリケーブルに対応
SHURE
「SE215 Special Edition Wireless」(実勢価格:1万9000円前後)
同社初となるBluetoothイヤホンで、人気の高い「SE215」をベースに低域を強調したユニットを搭載し、Bluetooth 機能を備えたケーブルを組み合わせたもの。リモコンボタンとマイクを内蔵し、最大8 時間の連続使用が可能だ。
【殿堂入りポイント】
安定感のある音をワイヤレスでも
ベースはオーディオ好きの定番イヤホンで、素直で解像感の高い音が特徴。ワイヤレスモデルでも音の安定感は抜群です。
■抜群のコスパを誇るハイレゾ対応イヤホン
final
「E3000」(実勢価格:5500円前後)
パーツと組み立ての精度にこだわることで、特定の音域を強調せず、すべての帯域で解像感の高い音を実現したイヤホン。ベースの音から女性のボーカルまで、バランスよくクリアに出力する。手頃な価格も大きな魅力。
【殿堂入りポイント】
ワンランク上の音質を手軽に楽しめる
ハイレゾ対応の有線イヤホンの中では、コスパが抜群。実績のあるメーカーなので音質も良く、装着感も優れています。
■定番モデルが音声アシスタント対応で進化
ボーズ
「BOSE QuietComfort 35 wireless headphones II」(3万9960円)
人気が高かった前モデルに、ノイズコントロールやヘッドホン初のGoogleアシスタント対応など新機能を追加。対応スマホなどと組み合わせ、アクションボタンを押しながら話しかけるとGoogleが応答する。連続駆動時間は最大20時間。
【殿堂入りポイント】
Google対応が今後流行しそう
ノイズキャンセリングに長く取り組んでいるだけあって、かなり高性能。Googleアシスタント対応も、今後流行しそうです。
■「本物の音」を楽しめるオープンタイプ
ゼンハイザー
「HD 660 S」(実勢価格:5万5000円前後)
開放型ヘッドホン「HD 650」の後継機種で、音響設計を改良。振動板の輪郭に合わせたステンレス製部材で振動板の制御を向上させた。ケーブルは着脱でき、6.3㎜のケーブルと、バランス接続用の4.4㎜プラグ採用ケーブルが付属する。
【殿堂入りポイント】
プロ仕様の音を家庭で手軽に堪能
元々はスタジオモニター用の定番シリーズ。素直な音が特徴です。プロ向けモデルを家庭で楽しみたい人にお勧めです。
■BTスピーカーの魅力を小型サイズに凝縮
JBL
「FLIP4」(実勢価格:1万1000円前後)
IPX7 相当の防水性能を備えたBluetoothスピーカー。40㎜径ユニットを2基搭載し、側面のパッシブラジエータで低音を増強。複数台のワイヤレス接続に対応し、2台並べたステレオ再生も可能だ。連続再生時間は最大12時間。
【殿堂入りポイント】
アウトドアでも活躍する定番シリーズ
JBLは従来よりチューブ型を採用し、無指向性で屋内外問わず気軽に使う用途を提案。この4代目モデルはさらに使い勝手を高めています。
■フラッグシップモデルの高音質設計を継承
Astell&Kern
「AK70 MKⅡ」(実勢価格:8万円前後)
ハイレゾ対応携帯プレーヤーのエントリーモデル。最上位モデルと同様の回路設計によってアンプ部を強化。デュアルDAC構成も受け継ぎ、上位機に迫る高音質を実現した。USB-DAC機能も搭載。駆動時間は約10時間。
【殿堂入りポイント】
エントリー機でも音質はハイクラス
いま勢いのあるメーカーの製品で、バランス出力など音楽マニアのトレンドを押さえています。音の質感や艶やかさは格別です。
■高音質機能を凝縮したスリムなポタアン
OPPO
「HA-2SE」(実勢価格:3万7000円前後)
スマホなどとほぼ同等サイズの薄型ポータブルアンプ。イヤホンでの利用に最適化した新設計回路を搭載し、384kHz/32bitまでのPCMと12.2MHzまでのDSD 再生に対応。USBDAC機能も備え、PCと接続する使い方もできる。
【殿堂入りポイント】
持ち歩きに便利なサイズと機能が魅力
人気モデルの2 世代目で、気軽に持ち歩けるスリムさが特徴。音質はもちろん、充電機能など実用性も優れています。
本記事の内容はGoodsPress2・3月合併号30-31ページに掲載されています
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(取材・文/高橋 智)
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