■液体洗剤・柔軟剤を自動投入するパナソニック洗濯機に注目
安蔵:洗濯機は東芝がナノサイズの泡によって衣類に洗浄成分を浸透させる「ウルトラファインバブル洗浄」を搭載したというのもトピックスでしたが、何といっても私が注目したいのはパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-VX9800」です。
奈津子:液体洗剤と柔軟剤を自動投入してくれる点が大きなポイントですよね。手動で投入するのに1回3分かかっていたとして、年250回と計算すると、年間で12.5時間にもなりますから、それを短縮できるわけです。
安蔵:確かに(笑)。まあもうちょっと短いかもしれませんが、手間が省けるのは確かです。
奈津子:NA-VX9800なら一度に袋のなかの容量をまるまる投入できるので、数カ月に1回洗剤と柔軟剤を入れるだけでいい。時短になるだけでなく液漏れのモヤモヤもなく、家事のストレスがすごく減少すると思います。
安蔵:スマホで遠隔操作できる機能も搭載されましたが、これも自動投入機能あってこそですよね。
奈津子:外出先からでも、帰宅時に乾燥まで仕上がるように操作できるので、帰ってすぐにホカホカの衣類をたためて便利です。共働き世帯の必須アイテムではないでしょうか。
■衣類スチーマーのブームは家事の“時短”を実現!
安蔵:昨年はLGエレクトロニクスのホームクリーニング機「LG Styler」も登場しましたね。20万円以上する高級製品ですし、クローゼットサイズなので大きいのですが、スチームで衣類をしっかり除菌消臭し、アレル物質も除去してくれるというのはかなり魅力的に感じました。
奈津子:LG Stylerほどラクラクではないですが、最近は「衣類スチーマー」も増えていますよね。私は以前からパナソニックの衣類スチーマーを推していてしばらく使用していたのですが、年末年始は忙しくて洗濯物をかなりためてしまいました。それに伴ってアイロンをかけたい衣類も一度にドサッと出てしまうようになったので、「長時間使用できる」点に引かれてティファールの「トゥイニー」も導入しました。
安蔵:タンクとスチーマー部がセパレートになっているやつですね。
奈津子:そうです。水タンクとスチームのでるハンドルが分離しているので、スチームは大量に出るんですけどハンドルが軽くて使いやすいのが特長です。最大16分も使えるので、シャツもブラウスもパンツも、1人分だと永遠にかけられるような感覚になるほどのハイパワーです。先端がとがっているため、シャツのボタンやエリ、ソデなども自由自在に操れるところがとてもいいです。毎日スーツで仕事に行く方や大家族にもピッタリだと思います。パナソニックは立ち上がりが早くて持ち運びしやすいので、用途に応じて使い分けています。どちらも脱臭と除菌までできる点が便利です!
安蔵:ハンガーに掛けたままシワを伸ばせる手軽さは、一度覚えるとやめられないですよね。衣類スチーマーも今後さらに伸びていくことと思います。