自分に合うものが見つかる!個性的な後付け用「宅配ボックス」5選

■ポストと一体化しているから省スペース

ポストとは別に宅配ボックスを備え付けるとなると、意外とスペースが必要になりますよね。「コンボ-エフ」は郵便ポストと宅配ボックスが一体化した製品。スペースの節約になるのはもちろん、デザインが洗練されているため、玄関をスタイリッシュに見せる効果もありそうです。

郵便物は縦340×横260×厚さ35mm、宅配物は幅300×奥行き340×高さ180mmまで受け取り可能です。設置方法は門塀埋め込みや、ポール取り付けなどで据え置きはできませんが、電気を使わないため比較的取り付け工事は簡単とのこと。価格は11万8584円〜(工事費別、色柄によって異なります)。

▲受領証を差し込み、捺印ボタンを押せば一度だけ自動で押印される

▲門塀に設置した様子。色柄は11種類から選べる

>> パナソニック「コンボーエフ」

■ケースに入らなければ、袋に入れられる

宅配ボックスの容量よりも大きな荷物が届いて、結局、再配達になってしまうこともあると思います。小さな荷物も、大きな荷物もしっかり受け取れるのがケース型宅配ボックスの「oitec(オイテック)」です。普段は付属のワイヤーでケースと玄関先の格子などをつないで設置。

ケースには幅410×奥行き130×高さ280mm程度の荷物が入ります。これより大きな荷物が届いた時でも大丈夫。ケース内にセットされたナイロンバッグで660×480×400mm程度の荷物まで受け取り可能。コンパクトで主張しないデザインも秀逸な一品です。価格は1万8360円。

▲ケースに入らない荷物も、ケース内のバックで受け取り可能。大開口設計で出し入れラクチン。ケースは樹脂製で軽く、場所を取らないので使用しない時はしまっておくこともできる

▲ケースに取り付けられるメッセージボードが付属。表面には配達員さんへのメッセージを書き込めて、裏面はオイテックのプレート状の使用説明書になっている

>> 杉田エース「oitec(オイテック)」

 

■「あんしん」できるって大事

宅配ボックスを設置する上で一番の心配事といっても過言ではない「荷物の盗難」のリスクを軽減してくれるのが「セコムあんしん宅配ボックス」です。セコム・ホームセキュリティを利用している必要がありますが、ボックスをこじ開けられそうになった際など、異常を検知すると、緊急対処員が駆けつけてくれるので安心。

万が一、被害に遭った場合も保険会社から補償を受け取れます(金額は条件による)。取り付けは基本的にコンクリート面への据え置き。価格は9万180円(工事費別)です。

▲セコム・ホームセキュリティを利用していれば、自宅のコントローラーやスマホで荷物到着の通知を受け取れる 

▲幅340×奥行き350×高さ500mmまでの荷物が収まる。ボタンを押せば捺印してくれる機能つき

>> セコム「セコムあんしん宅配ボックス」

 

■使わない時は平らになるから収納が楽チン

“宅配ボックスは欲しいけど、宅配便なんて滅多に頼まないし、玄関前にあると場所を取るしなあ…”という方にオススメなのが「宅配ボックス ソフトタイプ ピーボSPB-1」。使用したい時だけ外に出して、使わない時はフラットに折りたためます。

設置方法はボックスと玄関のドアの取っ手などをワイヤーでつなぎ、印鑑と南京錠をボックス内に入れて置くだけ。配達員さんに受領印を押してもらい、南京錠をつけてもらいます。受け取れる荷物の最大サイズは幅510×奥行き420×高さ330mmで、価格は4980円前後です。

▲使わない時は折りたためるから収納場所に困らない

▲格子窓やドアノブにワイヤーを取り付けるだけ。撥水性が高いPVC素材を使用しているので、雨でも安心

>> 山善「宅配BOX ソフトタイプ ピーボSPB-1」

■2度目の配達も受け取れる

同じ日に複数の配達員さんから荷物が届くこともありますよね。一般的な宅配ボックスは、一度閉じられてしまうと、持ち主が専用の鍵などを使用しない限り開けられないので、2回目からの配達は再配達にならざるを得ませんでした。「ニコウケトール」はその名の通り、荷物を複数回受け取れる宅配ボックス。「荷物受け入れスペース」と「荷物受け取りスペース」の上下二層構造になっており、荷物を置いて扉を閉めると同時に、荷物が下に移動します。

▲上から入れて、下に荷物が移動する構造。緩衝材で衝撃を軽減。設置はワイヤーをかけるか、床面にアンカーで固定する

▲幅350×奥行き250×高さ190mm以下の荷物であれば複数回受け取れる

>> ダイケン「ニコウケトール」

 


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(取材・文/菊地野々子)

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