■人を安眠に導く「ふとん家電」が登場!
安蔵:世界で初めて「ふとん掃除機」を発売し、大ヒットを飛ばしたレイコップから、「ふとんコンディショナー FUTOCON」が登場しましたね。温風・送風機能を搭載する機器と、東洋紡と共同開発したシングルサイズのマットレスがセットになったモデルで、寝床内温度を安眠に最適な33±1℃に保ってくれるというのが大きな特徴です。
奈津子:私、実はある企画で実際に2週間、毎晩使用して就寝時に使っていたんです。その結果、驚くほど眠りの質が向上したました。元々は不眠気味で生活サイクルも不規則なんですけど、寝つきと目覚めが良くなっただけでなく、体がしっかりと休まった感覚も久々に得られました!
安蔵:それはありがたいですね。
奈津子:現在私がレギュラー出演している『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系列)のロケでは、5時起きで片道の移動時間だけで4~5時間とかがザラにあるので、いかに上質な睡眠を手早く取り、サッと起きられるかが私自身の大きな課題だったんです。
安蔵:睡眠には33±1℃が最適ということですが、意外と高いんだなと感じました。暑くはなかったですか?
奈津子:「睡眠ケア」モードの標準は33℃ですが、好みに合わせて30~36℃まで設定できます。33℃ではさりげない暖かみを感じるような印象ですけど、それよりも高温に設定したら翌日に喉と肌が若干乾燥したので、必要に応じて加湿器も併用しました。送風設定にすると夏場に最適な、ひんやりした状態になるので、寒くても暑くても1年中使えるところに魅力を感じました。
安蔵:睡眠中に送風し続けるため、動作音が気になるところですが、大丈夫でした?
奈津子:動作音は38db以下に抑えたということですが、最初の3日間は気になりました。でもそれ以降は耳が慣れましたね。
安蔵:ふとんコンディショナーは就寝時刻と起床時刻を設定するだけで、入眠に最適な温度をキープしてくれるというシンプルなものなので、夫婦2人のベッドとかでも使えそうなんですよね。そういう意味では、シングルサイズだけというのがちょっと残念に感じました。
奈津子:今後はサイズ展開も考えているようなので、それに期待したいところですね。
安蔵:ふとんとして床に敷いて使うだけでなく、ベッドの上に敷いて使うことも想定しているんですよね。
奈津子:そうです。ベッドによって高低差が出やすいと思うのですが、それらに幅広く対応させるため、本体とマットレスの接続ホースが「高め」、「やや高め」、「水平」、「真下」というように位置調節が可能です。なので、間取りや寝具が変わっても使い続けられるんですよ。個人的にビックリしたのが、夜に仕事の付き合いでカフェインたっぷりのコーヒーを飲んだ日も、コロッと寝られたんです。通常だと神経が興奮して「朝までコース」の場合もあるというのに!
安蔵:それはすごいですね。朝までコースになっちゃうのも大変だ。
奈津子:実勢価格12万8000円と安くはないですけど、限られた時間内でいかに深く眠るか、睡眠管理を本気で考えている人にはオススメしたい製品です。