<鉄板>
野外で食べる豪快料理といえばステーキ。何で焼いても同じでしょと思うかもしれないが、実は違う。調理道具によって味は驚くほど変化する。もっともおすすめしたいのは鉄板。熱が逃げにくく食材にきちんと火が通る、という鉄の特性によって肉がふっくら美味しく焼き上がるのだ。
アウトドアでの使用となるとサイズや重量が問題になってくるが、冒険用品のヨコザワテッパンはコンパクト。持ち運びやすく、どんな場所でも設置できる。また野外用ガスストーブの火にかけて油をひけば、すぐに焼ける、というスピード感も魅力だ。
■無骨なフォルムの鉄板で料理が劇的にランクアップ
冒険用品
「ヨコザワテッパン」(4580円)
サイズ:W282×H74×D90mm 重量:約1900g
アングラーの横澤テッペイ氏が考案した、素早く肉を焼ける5mm厚の鉄板。シンプルな見た目だが驚くほど美味しく素材が焼ける。オリジナルモデルと比べて39%小さくなったハーフモデルも用意。いずれも、専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙が付属。遮熱をしてくれるシャネツプレート「ヨコザワの盾」と、鉄板を固定する「ヨコザワアルニコ 乙型」を組み合わせれば、より安全に調理が楽しめる。
冒険用品
「ヨコザワテッパン ハーフモデル」(3940円)
サイズ:W120×H148×D4.5 重量:約580グラム
冒険用品
「ヨコザワアルニコ 乙型」(8640円)
冒険用品
「シャネツプレート ヨコザワの盾」(1940円)
<スキレット>
手頃な大きさのスキレットがあれば、野外でも多彩な焼き料理が堪能できる。おすすめはスパイシーなチリコンカン。簡単に作れる上にボリュームがあり美味しい。見た目も鮮やかで、アウトドアの食卓に彩りを添えてくれる。
ロッジのスキレットは適度な深さがありチリコンカン作りには最適。豆、トマト、挽肉などを次々に投入して炒めていくメニューだが、食材があふれてしまうことはない。また、鉄製なので油が良く馴染み、それが料理をより美味しくしてくれる。あらかじめシーズニングしてあり、すぐ使えるのもうれしいポイントだ。
■焼き料理なら何でもござれ。絶妙なサイズで使いやすさ抜群!
ロッジ
「スキレット6 1/2インチ」(2376円)
サイズ:W155×H260×D30mm 重量:約880g
コンパクトで手に取りやすいスキレット。一般的なフライパンよりも厚く絶妙なサイズで多彩な焼き料理が作れる。やや深いのも特徴で、炒めている際に食材があふれることもない。
<ダッチオーブン>
ダッチオーブンを使うとなれば作ってみたいのがローストビーフ。調理が難しいと思いきや意外と簡単で、野外でもきちんと作れる。特にかたまり肉がちょうど入るコロダッチカプセルは使いやすく上手にできる。薄く作られているので火の通りが絶妙。また一般的なダッチオーブンよりも小さく扱いやすいのも特徴だ。
美味しく仕上げるには、適温でまんべんなく火を通す必要があるが、それならば炭は使いたい。スノーピークの焚火台なら簡単に設置でき、折り畳めば持ち運びも楽。気軽に炭火を作るにはもってこいのアイテムといえる。
■アウトドア料理を特別なものに。手軽に使えるダッチオーブン
スノーピーク
「コロダッチカプセル」(8964円)
サイズ:W282×H74×D90mm 重量:約1900g
野外でのオーブン料理を実現してくれるコンパクトサイズのダッチオーブン。蓋の裏には3mm厚のリブ加工が施され、焼きものの脂を上手に落としてくれる。丸形のコロダッチポット、より大きなサイズのコロダッチオーバルもラインナップされている。熱源を焚き火にしたいのなら焚火台は必須。スノーピークの焚火台は折り畳めて、設置も簡単なので初心者でも安心だ。
スノーピーク
「焚火台 グリルネット S」(3456円)
スノーピーク
「焚火台S」(9288円)
スノーピーク
「コロダッチリフター」(2592円)
<ホットサンドメーカー>
手間をかけずに美味しいアウトドア料理を堪能したい、というのならホットサンドがいいだろう。パンで具材を挟み、専用の調理器具で両面を数分焼くだけで絶品料理の完成だ。「ニューバウルーシングル」は、具材をたっぷり入れられるホットサンドメーカーなので、さまざまなメニューを試せる。
例えば、ピクルス、スパム、チーズのサンドだ。焼いたステーキを挟むという贅沢メニューにチャレンジしてみるのもあり。独自の構造により食材がうまく蒸らされ、外はぱりぱりで中がふっくらするので、どんな具材を挟んでも美味しく仕上がる。
■たっぷりの具で楽しめる定番ホットサンドメーカー
バウルー
「ホットサンドメーカー ニュー・バウルー シングル」(4536円)
サイズ:W142×H350×D30 重量:約450グラム
定番のホットサンドメーカー。パンと具材をセットして挟み、火にかければ絶品ホットサンドが完成。どんなシーンでも簡単に作れる手軽さは魅力だ。仕切りが入ったダブルも用意。
本記事の内容はGoodsPress4月号76-77ページに掲載されています
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(文/若林辰摩 写真・sono(bean) )
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