<音質で選ぶ>
■迫力ある音を楽しみたい人は低音重視タイプ
ロックやクラシックを想定した低音重視型のモデルは多い。「密閉性を高めることでも、低音の再現性は変わってきます」(シャツさん)
▼多機能なだけでなく低音重視の音質も魅力
SONY
「WF-1000X」(実勢価格2万6870円)
NFCによるワンタッチ接続や、ノイズキャンセリング/外音取り込みを行動検出で切り替えるなどの機能を搭載。充実のイコライザーなど音へのこだわりも強く、「ズバリ低音重視」(シャツさん)な再現性。遮音性が高く、長時間の装着も快適だ。
連続再生時間:3時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:AAC・SBC
▼原音に忠実で立体的な音場も楽しめる
ERATO
「APOLLO 7s」(実勢価格2万6870円前後)
前身の「Apollo7」譲りの美しい高域に加え、低域の量感が飛躍的にアップ。音のバランスが向上した。「3Dサラウンドサウンドモードで音場に立体感が出せるようになりました」(シャツさん)というのも新たな魅力。
連続再生時間:3時間、Bluetooth規格:4.1、コーデック:AAC・SBC・aptX、防水規格:IPX5
■クリアで繊細な音を求める人は中高音重視タイプ
「ヴォーカル重視派なら中高音域の繊細な再現性が高いモデルがおすすめ」(シャツさん)。クリアなサウンドを意識したモデルが多数。
▼クリアな音で中高音域を楽しみたい
MEES
「FIT1」(実勢価格1万1980円前後)
中高音域を意識したクリアなサウンド再現性を備える。「イヤーピースで遮音性を追い込めば低音もいいですよ」(シャツさん)。コスメ風のスライド式ケースもおしゃれ。
連続再生時間:約3.5時間、Bluetooth規格:4.2、コーデック:AAC、防水規格:IP55
■フラットで自然な音を求める人は原音重視タイプ
イヤホンの基本は原音再現性。「ナチュラルでフラットな音を好む人も少なくありません」(シャツさん)。歪みの少ない音を求めるならこのタイプ。
▼特許技術HDSSによるクリアなサウンド
NUARL
「NT01」(1万5930円)
米国のTBI社が提唱するHDSS技術を完全ワイヤレスに採用することで、どのような環境下でも歪みの少ない音を再現する。鳥のさえずりといった環境音の再現性などでは抜群の効果を発揮。
連続再生時間:約5時間、Bluetooth規格:5.0、コーデック:AAC・SBC
、防水規格:IPX4相当
本記事の内容はGoodsPress5月号74-77ページに掲載されています
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(取材・文/加藤亮介 写真/湯浅立志<Y2>)