■プラモ本来の楽しみが詰まった史上最大級のバルキリー
マックスファクトリー
「プラマックス 1/20 VF-1 スーパー/ストライク ガウォーク バルキリー」
(3万6852円)
題材は『超時空要塞 マクロス 愛・おぼえてますか』に登場する機体。商品自体が大きい分、合わせ目も多少の傷も気にならない。細かいことを気にせずに短時間で組み立てられる分、汚し塗装したり電飾を仕込んだりするのに注力できる。各部に貼るシールや専用の台座付き。
■こんなに大きくてもあくまでプラモ
「弊社が1/20のフィギュアを展開していることや、インパクトの強さなどを重視した結果、このサイズになりました」そう話すのは、同社製造部マネージャーの高久裕輝さん。ランナー1枚だけでも大人の上半身がスッポリと隠れるほどだ。
「ここまで大きいと、ランナー(周囲の枠)を省いてパーツだけを成型した方が、実は安上がりなんです。けれど、あくまでもプラモなので、あえてランナーを付けた状態にしています」
プラモとしてのこだわりはランナーだけにとどまらない。「“バルキリー”と聞いて誰もが期待する可変ギミックを省き、関節も固定式にしました。これは、デカいプラモを存分に楽しんで欲しいからなんです。可動する個所がない分、サイズが大きくても強度をしっかり確保できました。最後まで安心して組み立てられるはず。しかも、各部の構成が大雑把でパーツ点数が少ないから、作るのが超簡単! 土日の2日間あれば、塗装まで行けるレベルです」
ただ単に “デカいプラモ” だけだと思ったら大間違いなのだ。「個々のパーツが大きくて目当てのものがすぐ見つかるし、友人らと作るのもいいでしょう。完成後の存在感は抜群だし、ぜひ組み立ててみてください」
本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号11ページに掲載されています
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(取材・文/GoodsPress編集部 写真/羽田洋<プロペラ映像制作所>)
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