■“スプリングドライブ”はダイバーズ向けムーブメント
変わり種なモデルを数多く生み出してきたセイコーガランテ。今年の新作はダイバーズです。最大のポイントはその独創的なデザインですが、見た目にだまされてはいけません。ムーブメントはセイコーが誇る“スプリングドライブ”。機械式とクオーツの長所を併せ持つこのムーブメントは衝撃に強く、そして電源を必要としないため極低温時での電池切れの心配がありません。まさにダイバーズ向けのムーブメントと言えるのではないでしょうか。
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■4本目の針がダイバーズの証!
ダイバーズの定義のひとつに“潜水時間の管理”がありますが、この「プロマスター アクアランド」は、さらに潜水深度もパッと見てわかるようになっています。それが、4本目の針。時分秒の3針に加えて、ひときわ目立つ色付けされた太い針が1本あります。この針と同じ色で刻まれている数字が現在の深度。さらに“急浮上警告機能”も備えるなど、まさにガチンコダイバーズなのですが、デザインは落ち着いた雰囲気で、シチズン独自の光発電機構“エコ・ドライブ”を搭載し電池切れの心配がないなど、普段使いにもピッタリです。
■見た目にだまされるな!スイスが誇る超タフウォッチ
ビクトリノックスのI.N.O.X.シリーズでまず思い浮かぶのがパラコード(パラシュート用のヒモ)を織って作られたストラップ。織り込まれたコードをほどくと1本のヒモになり、緊急時のロープとして使えます(一度ほどくと元には戻せないので注意)。さらに本体は、耐塩水性があり、水深200mの潜水性能も併せ持つというタフ仕様。見た目はシンプルですが、実はかなりハードな使用にも耐えられる腕時計なんです。
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■ビジネスにもプライベートにも使える王道モデル
太い逆回転ベゼルにシンプルかつ視認性の高いインデックス。スイス時計TISSOTのダイバーズは、30気圧(=300m)防水を誇る自動巻きの王道ど真ん中なモデルです。日本仕様となるキャンバスストラップ以外にも、ラバーとメタルの2種類もラインナップ。表側はシンプルなフェイスながら、裏を見るとシースルーバックでムーブメントをちら見できる。質実剛健な1本に仕上げられています。
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■ミリタリーウォッチブランドの“SEA”モデル
ミリタリーウォッチ界の雄、ルミノックスにもダイバーズはあります。ルミノックスといえば、SEA、LAND、AIR、SPACEとアメリカの各軍をイメージしたラインナップ構成になっていますが、ダイバーズはもちろんSEA。耐環境性能はもちろんのこと、300m防水や太ベゼルなど海に合わせた仕様になっていて、そしてルミノックス最大の特徴である、25年間自己発光し続ける“ルミノックス・ライト・テクノロジー”が視認性を確保してくれます。
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■スマートダイバーズで各種データをログしよう!
この時計、いわゆるスタンダードなダイバーズウォッチに見えますが、実はスマートウォッチでもあるんです。スイスの老舗ブランド、Alpinaの「AL-282LBO4V6」は、見た目はいわゆるアナログウォッチながら、Bluetoothでスマホと接続すれば、各種アプリの通知をしてくれたりアクティビティを記録したりと、まさにスマートな機能を備えています。もちろん見た目通り、100m防水や逆回転ベゼルなどダイバーズとしての機能もあるなど、まさに新世代のダイバーズウォッチなんです。
>> 見た目はアナログ、実はハイスペックなスマートウォッチです
■GARMINらしいハイスペックスマートダイバーズ
一方こちらは、完全なるスマートダイバーズウォッチです。スマートウォッチ界を牽引し続けるGARMINのダイバーズは、まさにダイビングコンピュータ。タンクの有無などあらゆる状況を把握し記録してくれます。もちろん100m防水など、ダイバーズとしての機能も備えているので、ダイビングログ用に最適です。GARMINらしく、他のアクティビティにも対応しているので、これ1本あれば、あらゆる動きをログしてくれますよ。
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(文/&GP編集部)
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