■アウトドアメーカー製のキャスター付きバッグ
モンベル
「ウィーリーバッグ 35」(2万3220円)
35リットルサイズのキャスター付きトラベルバッグ。キャリーハンドル、ハンドグリップ、ショルダーストラップを装備し、用途に応じて3通りの持ち方ができる。
この手のカバンはキャリーハンドルの柄の部分が2本なのが一般的だが、本製品は1本。とはいえ耐久性には問題はなく、1本少ない分、カバン内部のスペースにも余裕がある。
【吉田さんのおすすめポイント】
LCCの旅でも重宝。もう十年以上これを使ってます
スーツケースはハードタイプよりソフトタイプの方が使いやすい。軽量で機内持ち込み可能なこのサイズはLCC利用時にも重宝する。ほかに45リットル、60リットルサイズもあって全種所持するほどお気に入り。
役立ち度=必携度 ★★★★★
■コスパ最高のタブレット。機内で映像視聴なら10型がいい
Amazon
「Fire HD 10(第7世代)」(1万5980円)/「純正カバー」(4780円)
Fireタブレットシリーズで最もディスプレイサイズが大きい10.1インチモデル。現行機からフルHDに対応し、CPU性能が大幅に向上した。ストレージ容量を32GB、64GBから選べる。
Fireシリーズは純正カバーの出来がいい。格安品もあるが、できれば純正品を選びたい。スリムながらしっかり閉まるし、斜めに折り曲げてスタンドにするデザインが機能的だ。
【吉田さんのおすすめポイント】
機内での暇つぶしに最適。価格と性能のバランスがいい
機内での暇つぶしにタブレットは最早なくてはならない存在。映画などを楽しむ用途なら画面サイズの大きな10型がベスト。本機種はプライム会員向けながら、1万円台で買えるコストパフォーマンスの高さが魅力。
役立ち度=必携度 ★★★★
■小型軽量で機能的デザイン。旅先でもいい音で聞く
JBL
「JBL CLIP 3」(6242円)
ポータブルBluetoothスピーカー。約3時間の充電で約10時間のワイヤレス連続再生が可能。IPX7防水機能に対応している。カラバリはブラック、ブルー、レッドの3色。
その名の通り、クリップのように引っかけて使えるカラビナ型のデザインが特徴。220gと軽量かつ手の平サイズなので持ち運びしやすいのがうれしい。
【吉田さんのおすすめポイント】
スマホの内蔵スピーカーとは別世界
旅先でもなるべくいい音で音楽を聴きたいが、荷物が増えるのは困るという人にオススメ。小型軽量ながら迫力あるサウンドを実現しているのはさすがJBL。デザインもおしゃれ。
役立ち度=必携度 ★★★
■紐なし靴のロングセラー。長時間歩いても疲れない
メレル
「ジャングル モック」(1万2960円)
結び紐のないスリップオンタイプのウォーキングシューズ。脱ぎ履きがしやすく、きつすぎずゆるすぎないフィット感が魅力。メレルといえばコレというほどの定番製品だ。
ソールはクッション性が高くグリップ力もある。スニーカーの気軽さと、トレッキングシューズの安定性をいいとこ取りしたつくりで、自然散策もタウンユースもどちらも行ける。
【吉田さんのおすすめポイント】
一度履いたらほかの靴は履けないほど 周りの旅仲間もみんなコレ
あまりの履き心地の良さに中毒性が高い。履きつぶしてもまた同じものに買い換える形で、もう何年もずっとこれで旅している。見た目がスポーティではないので、いざというときにスマートカジュアルぐらいなら対応可能。
役立ち度=必携度 ★★★★★
■飛行機移動に欠かせない快眠枕。収納できる空気式が便利
無印良品
「綿天竺携帯用ネッククッション」(1290円)
空気を入れて膨らませるタイプのネックピロー。肌触りのいい素材を使用しており、通気性もいい。空気式なので、使わないときは小さく収納できる。専用ポーチ付き。
飛行機での長時間移動には欠かせない。とくに深夜便では必須アイテム。気圧の影響で上空ではパンパンに膨れ上がるので、離陸前には少なめに空気を入れておくのがポイント。
【吉田さんのおすすめポイント】
夜行便なら忘れず用意したい。機内で熟睡できると旅が快適に
色々なメーカーから出ており、それこそ百均でも買えるものの、安物は壊れやすいのでそれなりの品質のものを選びたい。無印なら成田や関空など空港に店舗があって、忘れたり壊れたりしたときに入手しやすいのもいい。
役立ち度=必携度★★★★★
■折り畳んでコンパクトになる。海外でも使える電気湯沸かし器
ミヨシ
「折りたためるトラベルケトル」(実勢価格:2900円前後)
シリコン製で折り畳める携帯用ケトル。容量500㎖で収納時は3分の2のサイズになる。手動電圧切り替え式で、海外でも使える。ホワイトとブルーの2色から選べる。
旅先のホテルなどでお茶を飲んだり、コーヒーを淹れたりするのに便利。日本の味が恋しくなったときに、お茶漬けや味噌汁を飲むのにも。ありそうでなかったアイデア製品だ。
【吉田さんのおすすめポイント】
旅先でも温かい飲み物を好きなときに
海外のホテルだと部屋にポットなどが備え付けでないケースもある。バックパッカーとして長旅していた頃はコイルヒーターで湯を沸かして、カップラーメンを食べたりしていた。あると何かと助かるアイテムだろう。
役立ち度=必携度★★
■短期旅行では機動性重視使い慣れた定番アイテムが安心
金曜夜の仕事帰りに空港へ向かい、遅くても月曜朝には日本へ帰ってくる週末の海外旅行。休みが取れないからと、そんな忙しない旅ばかりしてきた。わずか10日間で世界一周したこともある。
自分の場合は短期旅行が基本だから、持ち物はなるべくコンパクトにして機動性を重視している。LCCを利用することも多いので、重量にも敏感になる。機内持ち込み可能な7~10キロが目安だ。
旅で使うものは、目新しさよりも確実性で選んだ方が上手くいく。例えばスーツケースや靴といった重要アイテムは、壊れたりしてもまた同じものに買い換えて、10年以上にもわたって使い続けている。「マイ定番」が見つかると、旅がますます快適になるはずだ。
ほかには、移動時の快適性についても気を配っている。飛行機内の狭い座席で長時間を過ごすわけだが、それは貴重な自分時間でもある。映画鑑賞などの趣味を楽しむために、タブレットのほか快眠グッズなども用意したいところだ。
旅行作家・吉田友和さん
初海外=世界一周をきっかけに旅に目覚める。その後、週末海外を繰り返していたらいつの間にか旅行作家に。『3日もあれば海外旅行』『自分を探さない旅』など旅の著書多数。
本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号52-53ページに掲載されています
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(取材・文/吉田友和 写真/田口陽介)
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