■レコードの音をハイレゾで忠実に録音できる
ソニー
「PS-HX500」(実勢価格:5万3000円前後)
レコードの音をハイレゾフォーマットで録音・保存できるプレーヤー。アルミダイキャスト製の回転盤や高密度MDFを採用したキャビネットなどで、高品位の音を実現。
●フォノイコライザー:内蔵
●カートリッジ(レコード針):付属
●サイズ:W430 ×H104 ×D366mm
●重さ:5.4kg
【岩井さんオススメポイント】
アナログの良さを素直に引き出してくれます
本体設計から、かなり良い音を目指した構成です。実際に聴いてみると、レコードの音が素直にピックアップされているのが分かります。音の情報量が多く、低域から高域のバランス感もアナログの良さが発揮されています。
■USBメモリーに直接レコードの音を録音可能
アイワ
「APX-BUE100」(実勢価格:1万6000円前後)
USBメモリーへの録音機能やBluetooth送信機能を備えた、ベルトドライブ方式のレコードプレーヤー。フォノアンプを内蔵し、MM型カートリッジも付属し、すぐに楽しめる。
● フォノイコライザー:内蔵
● カートリッジ(レコード針):付属
●サイズ:W426xH80×D343mm
●重さ:4kg
【岩井さんオススメポイント】
今のライフスタイルの中でレコードを楽しむのには理想的
解像感が低いなど、音質が良いとは言い切れませんが、音が破綻することはなく価格なりのサウンドです。でも、レコードを聴くこと自体のハードルをかなり低くしてくれるので、まず最初に買うモデルとしては悪くありません。
■基本に忠実な構造を備えた正統派レコードプレーヤー
デノン
「DP-500M」(実勢価格:6万2000円前後)
ダイレクトドライブ方式のプレーヤー。トルク4.5kgのモーターなどを採用し、0.3秒の立ち上がり時間と、安定した回転を実現した。 MM型カートリッジを付属する。
●フォノイコライザー:非搭載
●カートリッジ(レコード針):付属
●サイズ:W450 ×H170 ×D370mm
●重さ:10.1kg
【岩井さんオススメポイント】
レコードの音の情報をしっかりと引き出します
オーディオシステムが必須なのでややマニア向けで、価格を抑えたなかでは最高の設計といえます。音は盤面の情報をまんべんなく引き出し、中域から低域にかけての厚みや密度感、階調性をしっかりと感じさせてくれます。
■スタートボタンを押すだけで自動でレコードが再生される
オーディオテクニカ
「フルオートターンテーブルAT-LP3」(実勢価格:2万8000円前後)
スタートボタンを押すと自動で針がセッティングされて再生されるフルオート式のプレーヤー。フォノイコライザー内蔵で、アクティブスピーカーをつなげれば簡単にレコードが楽しめる。
● フォノイコライザー:内蔵
● カートリッジ(レコード針):付属
●サイズ:W435 ×H128 ×D353mm
●重さ:5.2kg
【岩井さんオススメポイント】
レコードのエネルギー感を伝えてくれる高コスパモデル
スタートボタンを押すだけで再生してくれる手軽さと、リーズナブルさが魅力です。アナログらしいエネルギー感をきちんと出してくれます。高域の鮮やかさと低域の押し出しの量感とをバランスよく聴かせてくれますよ。