「山遊び」におすすめのG-SHOCKを紹介してくれたスタイリストは、アウトドアテイストのコーディネートを得意とする金 江朱さん。各モデルの機能をチェックしながら、プロによる着こなしアドバイスもぜひ参考にしてみてください。
■GPS搭載でログを液晶表示できる新生「RANGEMAN」
山岳地域などでのサバイバルシーンを想定した、タフな作りが魅力の「レンジマン」の新モデル。耐衝撃、防塵・防泥、低体温 、防水仕様の強化ボディ に、世界初となるソーラーアシストGPSナビゲーション機能を搭載。GPS衛星から位置情報を取得し、目的地までのルート上の現在地と目的地の方向をリアルタイムで表示する。またナビゲーション機能を作動させると、通過したルートを自動的にメモリーするため、出発地点に戻りたいときにも安心。
「黒やグレーなど、ダークトーンのトップスと相性がいいと思います。グラデーションを意識したコーディネートで、トーンをまとめるのがおすすめです。グローブなどの小物も黒にすると◎」(以下、金さん)
■究極の防塵・防泥構造を持つ「MUDMASTER」
劣悪な環境下でも確実な動作を実現する防塵・防泥構造の「マッドマスター」。すべてのボタンにシリンダー形状のガード構造を採用し、ボタン部からの泥や塵の侵入を防ぐ。またサバイバルに欠かせない、方位、気温、高度などの情報を的確に感知する「トリプルセンサーVer.3 」を始め、ジャングルや砂漠といった陸の極地での使用を想定した各種機能を搭載。
「針やインデックスが白なので、着こなしのアクセントになります。そのためトップスはダークトーンでまとめるのがおすすめです。なかでも時計のミリタリー調デザインに合う、黒やカーキのトップスが◎」
■オールマイティに活躍するタフモデル「RANGEMAN」
高温多雨のジャングルでの使用を想定して作られた「レンジマン」。シリンダー型のボタンガードにより、メタル製の大型ボタンへの衝撃を軽減し、スムーズで正確な操作を可能にした。高度・方位・気圧/温度の情報を感知する「トリプルセンサー」のほか、世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6も搭載。
「黒いボディに、ロゴやリューズの赤が効いています。このデザインに合わせて、黒か赤のトップスを選ぶとコーディネートがまとまります。登山などをされる方は、黒×赤パターンのライトアウターなどもおすすめです」
■砂漠での使用を想定して作られた「MUDMAN」
マッドレジスト(防塵・防泥)構造の「マッドマン」に、方位と温度を計測するツインセンサーを搭載した注目 モデル。右サイド にある「COMP」ボタンをプッシュすると方位計測モードへと切り替わり、計測結果をフェイス左上の大型サークルディスプレイで東西南北を表示する。温度センサーは-10℃~60℃までの温度計測が可能。
「バンドにカーボンファイバーをインサートしてあり、その風合いを活かしたデザインが好印象です。やはりダークトーンでのコーディネートがおすすめですが、MUDMASTERに比べてカジュアル感があるので、赤や青のアウターで遊んでみるのもいいかもしれません」
■G-SHOCKのタフさをカモフラージュ柄で表現
存在感のあるビッグケースが人気の「GA-100」をベースに、カモフラージュ柄を文字板に取り入れた「Camouflage Dial Series(カモフラージュダイアルシリーズ)」。ブラックのボディ&バンドに、メタリックカモフラージュの文字盤が映える。G-SHOCKの持つタフネス性能をミリタリーデザインで表現した、インパクト抜群の1本だ。
「コーディネートとしてトーンをまとめるのであれば、黒のトップスが断然おすすめ
です。とはいえ文字盤が迷彩という面白いデザインなので、それに合わせてカーキのトップスも◎。インデックスの色を考えると、黄色のトップスでも面白いかも!?」
>> カシオ「G-SHOCK」
(取材・文/津田昌宏 スタイリスト/金 江朱)
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