ビジネスにおすすめのG-SHOCKを紹介してくれたスタイリストは、ビジネスコーデを得意とする宇田川雄一さんです。各モデルの機能をチェックしながら、プロによる着こなしアドバイスもぜひ参考にしてみてください。
■「5000」シリーズ初のフルメタル仕様
G-SHOCK初号機「DW-5000C」のスクエアデザインを踏襲したフルメタルモデル。ステンレス製のベゼルとケースの間にファインレジン製の緩衝材を備え、初号機のフォルムはそのままに、メタル外装による耐衝撃構造を実現。ベゼル天面やケース側面をヘアラインで仕上げ、メタルの質感を最大限に引き出している。Bluetoothを搭載し、標準電波(マルチバンド6)による時刻修正システムに対応。
「G-SHOCKらしさと、仕事に必要な“きちんと感”を両立。スーツにもジャケパンにも合わせやすく、またデジタルなのでカジュアルにも使えるオールマイティなモデルだと思います。ビジネスリュックとも相性がよく、機能性を求める今っぽいビジネススタイルにハマりますよ」(以下、宇田川さん)
■強さと美しさを兼ね備えたタフネスモデル「MT-G」
新構造のメタル外装を採用した耐衝撃ボディに、スマートフォンリンク機能やマルチバンド6電波ソーラーを搭載。それでいてダウンサイジングを実現した注目モデル。メタルパーツには耐摩耗性に優れたIP処理を施し、オールブラックの外観に。さらにアクセントとしてメタリックレッドを採用することで、精悍でタフなデザインに仕上がっている。
「2都市同時表示できるので、海外出張にも活躍します。ブラックメタルの高級感はビジネススタイルにぴったり。スーツにも合いますが、ジャケパンスタイルのほうが断然似合うデザインです。樹脂とのハイブリッドなので、フルメタルに比べて軽いところも見逃せません」
■精度と強度を極めたG-SHOCKの最高峰「MR-G」
丈夫で軽量なチタンを採用し、フルメタルでありながら軽快な装着感を持つG-SHOCKの最高峰モデル。クラッドガード構造により、りゅうずの操作性と耐衝撃性の両立にも成功し、ダウンサイジングを実現している。また、GPS衛星電波と標準電波の2つの 電波受信に対応しており、屋内外を問わず、世界中で正しい時刻を表示する。
「重厚感と高級感を持つチタンは、男の憧れ的な素材。でもチタンは表面仕上げが難しいのですが、それをここまで歪みなく美しく磨き上げている点にも注目してほしいですね。ダークスーツやグレーのスーツに合わせやすく、シューズ、バッグ、ベルトなども黒にするとクールにキマりますよ」
■Bluetooth 搭載のタフなクロノグラフ
9時位置に、ジェットエンジンなどのブレードをインスパイアしたというディスク針を搭載。高トルクのデュアルコイルモーターで駆動し、ストップウォッチと連動した回転表現に加え、アラームのON/OFF、バッテリーの充電残量、タイマーの残り時間をブレードの隙間から見えるアクセントカラーの量で表示する。また、光を動力に変えるタフソーラーを採用。強負荷のかかるスマートフォンリンク機能などの安定駆動を実現。
「フルメタルの重厚感を備えながら、シンプルなケースデザインでスーツに合わせやすい1本です。ゴールドが差し色になるので、ネイビーのスーツでもグレーのスーツでも◎。メタル仕様ですが、いわゆるGショックらしい見た目なので、カジュアルにも合わせやすいと思います」
■Bluetooth ×GPS×電波ソーラーを搭載した新生「GRAVITYMASTER」
G-SHOCKのパイロットウォッチ「グラビティマスター」の新モデル。GPSハイブリッド電波ソーラーとBluetooth 通信機能を融合した時刻修正システムを搭載。3つの時刻修正システムで、フライトに必要不可欠である正確な時刻表示を全世界でキープする。耐衝撃 、耐遠心重力、耐振動の3つの重力加速度に耐える独自のタフネス構造「TRIPLE G RESIST」を採用。
「パーツのブルーに合わせて、ネイビー系のスーツやジャケットで統一するのがいいと思います。青はビジネスで取り入れやすいカラーなので、例えばグレーのジャケットスタイルにも合います。ブルーがアクセントになって、コーデ全体を引き締めてくれます。カッチリとしたスーツスタイルよりは、ジャケパンやノータイなどアクティブなビジネススタイルに合うと思いますね」
>> カシオ「G-SHOCK」
(取材・文/津田昌宏 スタイリスト/宇田川雄一)
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