<毎日の食事をもっと楽しく!エンタテインメントな卓上調理家電>
「おいしい」だけではなく、「見せる」調理がキーワード。卓上調理の代表選手・ホットプレートや卓上コンロの進化に加え、燻製やラクレットなどの専用器も続々登場! 食卓がレジャーになる、ユニークな調理家電に注目!
■左右で別の温度設定ができ、同時調理も可能
パナソニック
「IHデイリーホットプレート KZ-CX1」(4万6880円)
細かな温度調整のできるIHヒーターが2口ついたホットプレート。低温で焼きたい野菜と、強火で焼きたい肉などを同時に調理可能。プレートを外せばIH調理器としても使用できる。
■インスタ映え抜群!とろ~り本格チーズ料理
レコルト
「ラクレット&フォンデュメーカー メルト」(5400円)
下段のミニパンでチーズを溶かし、上段で焼いた野菜やパンにとろけたチーズをかけて食べるラクレットメーカーが登場。付属のココットを使えばチーズフォンデュも楽しめる。
■わずか3~10分で燻製が完成
GREEN HOUSE
「フードスモーカー GH-SMKA-SV」(4350円)
ボタンを押すだけで、燻製の香りを食材にまとわせることができるハンディタイプの燻製器。ボウルに食材を入れてふたをし、燻製器のチューブを挿すだけと、使い方は驚くほど簡単。
■串がクルクル回って煙もオフ
サンコー
「自家製焼き鳥メーカー」(5980円)
焼き鳥など串を縦に刺して焼く卓上焼き鳥メーカー。ヒーター部に油が落ちない構造で、いやな煙や臭いもカット。ガラス越しに焼き具合が確かめられ、なによりフォトジェニック!
■テーブルや家族の座る位置を選ばない
アイリスオーヤマ
「卓上IHコンロ(対面操作式)」(9500円)
操作部の反対側にいる人も使える「両側スイッチ」付きで、2方向から「入」「切」の操作が可能な対面操作式。1400Wの加熱モードで鍋料理はもちろん、揚げ物にも対応可能だ。
■家電は実益を兼ねた趣味
働き方改革の影響からか、自分や家族との時間を大切にする傾向が強い昨今、それに合わせて家電も変化してきている。「家電は実益を兼ねた趣味です」と話す、家電コーディネーター戸井田園子さん。
「最近の家電は生活感のないものがウケていて、フォトジェニックな調理家電やスタイリッシュなデザインが増加中。特にワンオペ調理から解放できる、家族参加型の卓上調理機の進化が目覚ましい」
左右で別の温度が設定できるパナソニックのホットプレートや、2方向から操作できる卓上コンロなど、目からウロコのアイディアで使い勝手がアップ。家庭での役割がほしい男性も参加しやすく、週末以外も頻繁に使えるデザインと操作性だ。マルチに使える卓上調理家電に加え、1つの料理に特化した専用器にも注目したい。
「ビアサーバーなどエンタテインメント性のある卓上アイテムが定着化し、ハンディタイプのスモーカーやラクレットなど、話題性のある新しい調理家電が登場。パフォーマンスとして楽しく、ホームパーティで使えば盛り上がること間違いなし。しかもインスタ映えするのでリア充自慢もできます」
使って楽しい&見せる家電で、遊ぶように晩酌を楽しもう。
家電コーディネーター 戸井田園子さん
大手メーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て独立。現在は家電コーデ ィネーターとしてAllAbout家電ガイドや雑誌、テレビなどで活躍中
本記事の内容はGoodsPress10月号118-119ページに掲載されています
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