難易度の高い塊肉料理も失敗知らず!話題の低温調理器4選【新発想キッチン家電】

難易度の高い塊肉料理も失敗知らず!話題の低温調理器

焼く・煮る・蒸すに次ぎ、第4の調理法とも呼ばれる「低温真空調理」。プロの料理人も注目する新しいジャンルの調理器具だが、いったいどんな料理ができるのだろうか。まずは、得意料理のひとつであるローストビーフ作りに挑戦!

■真空調理が可能なハイスペックな1台

貝印
「Kai House aio The Sousvide Machine 低温調理器」(実勢価格5万4000円前後)

1000Wのハイパワーで設定温度までの立ち上がりが早く、徹底した温度管理を実現。専用の真空シーラー機器が付属、少量の調味料でもしっかり味がしみこむ。

■低温調理器の代表レシピローストビーフを作ってみよう!

【1】ワンプッシュで真空状態に

牛ももかたまり肉は室温にもどし、専用袋に入れて塩、こしょうをまんべんなくふる。専用シーラーは本体とコードで接続し、シーラーに袋をセットする。ボタンを押し、脱気する。

【2】パワフル加熱で短時間で設定温度に

本体がしっかり固定できる鍋(高さ20cm以上)に水か湯を入れる。鍋のふちにクリップで挟んで本体をセットする。液晶のボタンを押し、温度を58℃、時間を50分に設定する

【3】常に水が対流し、鍋のどの位置も水温が一定に

58℃に温度が到達し、アラームが鳴ったらタイマーが作動する。すぐ【1】を投入する。50分経過のアラームがなるまでさわらず、放置。待っている間、別の料理が作れる。

【4】表面だけ焼いて香ばしく仕上げる

鍋から袋を取り出し、肉の表面をキッチンペ ーパーでふく。フライパンにサラダ油とバターを熱して肉の表面を焼く。全面にこんがり焼き色が付くよう、肉を返しながら焼く。

【完成】

5~10分休ませる。スライスすると肉の中央は鮮やかなロゼ色に!ほおばれば、しっとりとした絶妙の食感にうっとり。

【次ページ】低温調理はローストビーフだけじゃない!

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