コンセントがあれば即充電!カフェで活躍するモバイルバッテリー5選【ACアダプタ内蔵モデル】

■家電ライター・藤山 哲人さんに聞くモバイルバッテリーの豆知識

Q.「モバイルバッテリー選びの注意点とは」

A.ちょっと分かりづらいのですが、バッテリーのセル(電池の構成単位のひとつ)が日本製かどうかというのは、ひとつの基準になります。中国製、といってもひとくくりにはできませんが、4-5回くらい充電すると、充電容量が半分くらいに落ちちゃうものもあるんですよね。

そうした意味で、日本製は製造時に検査されているので品質のバラツキがなく、高品質だと言えます。ただ、中国製でもAnkerやRavPowerなどは性能が高いので安心です。

あとは、何を充電するかによって出力を確認しておく必要があります。多くはスマートフォン充電が想定されています。タブレットやノートPCを充電したい場合には注意が必要です。今はほぼ気にする必要もありませんが、タブレットであれば出力2.4A以上はほしいところ。

ノートPCの場合はさらに複雑で、各ノートPCに合った電圧(PCの必要としている電圧以上でも以下でもダメで、完全一致すること)、なおかつノートPCが必要としている電流以上を出力できるかのチェックが必要となります」

藤山 哲人(ふじやま・てつひと)
フリーランスのエディター・ライター。Webメディアでは、家電製品のマニアックなテストで知られ、ソーラーパネルを持って街を歩き回り、どれだけスマートフォンを充電できるか実証したことも。『マツコの知らない世界』では、モバイルバッテリーをはじめ、扇風機、ロボット掃除機などの回で出演している。

 


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(取材・文/河原塚英信、菊地野々子 写真/湯浅立志)

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