マイクロフォーサーズ機の今 パナソニック&オリンパス【ニッポン発の傑作モノ】

小さなボディだけれど高画質でレンズ交換が楽しめる。そんなマイクロフォーサーズ規格が誕生してから10年が経つ。ミラーレス一眼のトレンドを創り出し、先駆けてきたマイクロフォーサーズの、過去と現在を把握し、その魅力に迫っていく。

 

■マイクロフォーサーズって何?

▼センサーサイズが4/3型

撮像素子のサイズは4/3型(17.3×13mm)。一般的なコンデジが搭載するセンサーよりは大きく、フルサイズ(36×24mm)やAPS-C(23.6×15.8mm)サイズよりは小さい。

▼レンズ設計の自由度が高い

ミラーレス構造では、ミラーボックスがなく、撮像素子とマウント面の距離(フランジバック)が短い。そのためレンズ設計の自由度が高まる。レンズ自体もコンパクトで、リーズナブルなのも特徴だ。

▼ボディサイズがコンパクト

一眼レフとは違い、ペンタミラーやレフレックスミラーなどの機構を割愛したミラーレス構造。ボディ内構造がシンプルなため、ボディ全体がコンパクトだ。

【次ページ】LUMIXとOLYMPUSの原点と最新モデルに迫る

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