3インチ画面搭載!その場で映像確認できる高画質モデル【最強ドラレコ診断③】

■前後カメラフルハイビジョンで “あおり運転”も鮮明に録画

データシステム
「DVR3100」(3万4800円/税別)

【SPEC DATE】
● 液晶サイズ:3.0インチ
● microSD:16GB付属
● フレームレート:27.5fps
(1920×1080(HDR)を除く)
● 駐車時記録:オプション対応
● 視野角(前):水平125度 垂直140度
● 視野角(後):水平125度 対角125度
● GPS:○
● 画像補正:HDR

【総合評価】
画質:★★★★★ 画角:★★★★ 操作性:★★★★★
設置性:★★★★ 多機能性:★★★★

Front

Rear

本体、サブカメラともにコンパクトで取付けしやすい。GPSをブラケットに内蔵することで本体を薄型化。

▲後続車にドライブレコーダーの装着をアピールできるステッカーを付属。大型で目立つ

 

【CHECK1】操作

▼ワンタッチでイベント録画可能になるから煽り運転の映像記録に最適

▲MODEスイッチを押せば強制的にイベント録画となり、上書きされないファイルとなる

▲SET、MENU、MODEの3つのスイッチを上部に配置。指がかかりやすい凹凸がある

▲本体側面にはUP/DOWNスイッチを装備。メニュー表示時カーソルを上下に動かす

 

【CHECK2】設定

▼AV出力用のHDMI端子を備え高画質再生にも対応する

▲トンネルや逆光時の明暗差を自動補正するWDR機能を搭載。コントラスト、シャープネス、ホワイトバランス、露出などの調整も行える

▲記録解像度はフルHDの1920×1080と、HDの1280×720の2つの設定から選択ができる。長時間録画を行いたい場合にはHDを選択

▲サブカメラのディスプレイ表示は正像と鏡像から選択ができる。ちなみに本体カメラとサブカメラの映像切り替えは側面スイッチで行う

▲本体の底面部分にはAV出力用のHDMI端子(mini HDMI)とPCへのデータ出力用のUSB端子(ミニBコネクター)が設けられている

 

【CHECK3】画質

▼歪みが少なくリアルな映像を再生可能

コントラストが高く鮮やかな画像で、シャープさも十分に確保されている。歪みが少ないので画面端の電柱や建物も自然に見える。

【昼間】

▲前方

▲後方

▼ライトが当たらない暗所も良く見える

ヘッドライトが当たっている部分も当たっていない部分もよく見える。サブカメラはプライバシーガラスでも影響を受けにくい。

【夜間】

▲前方

▲後方

 

■周囲の車両のナンバープレートや歩行者の表情までしっかり確認できる

本体にセパレート型のサブカメラを組み合わせた2台1組構成。本体、サブカメラともにコンパクトで取り付け場所に困ったり、運転中に目障りになったりする心配がない。本体は薄型でデザインもスタイリッシュだ。

本体にはカメラ、3インチディスプレイ、Gセンサーなどを内蔵し、ブラケットにはGPSを内蔵。サブカメラとは付属ケーブルで接続する。最新鋭プロセッサーや1/2.9型CMOSセンサーにより前後ともフルHD(1920×1080)画質の高精細を実現。しかも耐久性に優れ、透明度が高い6層ガラスレンズも採用している。

記録映像は前後カメラともに上記の写真のように鮮明で、周囲の車両のナンバープレートや歩行者の表情までしっかり確認できる。誰もが満足できる高画質だろう。さらに画角が広いのも特徴で水平125度、垂直60度、対角140度をカバー。歪みもきわめて少ない。同社の上級モデルである「DVR3000」の開発で培われた多くの技術が投入されている。

映像再生はボディサイズいっぱいの大きさを持つ3インチ画面で行え、トラブル直後に現場で素早い確認が可能だ。WindowsPCで再生する場合には専用のPCビュワーソフトが利用でき、映像とともに地図や速度、Gセンサーの情報などが見られる。

ファイル形式は「MOV」のため、映像だけであればQuickTimePlayerやWindows MediaPlayerなどの汎用動画ソフトでも再生が可能だ。そしてUSB端子から電源を取得してHDMI端子で映像出力を行えば自宅のテレビでも映像が見られる。

また、同社がラインナップしているセンサースイッチコントローラー「SWC295Ⅱ」(1万2800円)との組み合わせがオススメ。これを使えば「DVR3100」を監視カメラ代わりに使えるようになる。駐車中に車両周辺を人がうろつくと内蔵されたドップラーセンサーが反応し、自動的に映像記録を開始する。安心感を一段と高められるわけだ。

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>> [特集]最強ドラレコ診断

本記事の内容はCarGoodsPress87号56-57ページに掲載されています

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(レポート/浜先秀影 撮影/澤田和久)

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