■使わなくなったiPhoneをテレビにできる!
ピクセラ
「Xit Stick(サイトスティック)」(実勢価格:1万2000円前後)
iPhone XSは5.8インチ、XRは6.1インチ、XS Maxに至っては、6.5インチの大画面を搭載する。こうした大画面は、動画コンテンツを視聴する際に最も活かされるだろう。しかし、屋外でモバイル通信を利用すると通信料もかさんでしまう。一方、ワンセグ・フルセグでテレビ番組を視聴するならモバイル通信は利用せずに済む。そこでオススメなのが、ピクセラが6月に発売したコンパクトなチューナー「Xit Stick(サイトスティック)」だ。
使い方は、端子をLightningコネクタにセットし、専用アプリを起動するだけ。番組を表示しながらブラウジングができる「ながら見」機能も秀逸で、録画にも対応する。旧機種の再利用にも活躍する。
■iPhoneとApple Watchをまとめてワイヤレス充電
Belkin
「Belkin BOOST↑UP Wireless Charging Dock for iPhone + Apple Watch」(1万7580円/税別)
予告された「AirPower」こそまだ出ていないが、Qi規格のワイヤレス充電に対応するiPhoneとApple Watchを同時に充電するための充電ドックが、Apple Store限定で販売されている。ECサイト上に廉価な類似品は多く素材するが、公式が選んでいるため品質面で安心できる。iPhoneの充電は、7.5Wの高速充電に対応。縦向きにセットし、そのままFace IDも使えるので、机上で扱いやすい。
また、Apple Watchは横向きになり、充電中には「ナイトスタンドモード」表示に切り替わる。ループタイプのバンドを使っている場合でも、セットしやすいのがメリットだ。なお、5W出力のUSB-Aポートも備えるので、AirPodsなどを有線で充電もできる。
>> Apple Store「Belkin BOOST↑UP Wireless Charging Dock for iPhone + Apple Watch」
■手のひらサイズでハイクオリティな動画撮影
DJI
「OSMO Pocket」(実勢価格:4万5000円前後)
ガジェット単体としての魅力があるのが、この「OSMO Pocket」。DJIはドローン市場の最大手であり、動画の手ブレを低減するために使われるジンバルでも多くの製品をリリースしている。同機は12月に発売された「OSMO」シリーズの最新モデルで、3軸のジンバルを搭載するカメラ。サイズは手のひらほどで、本体にも小さなモニターを搭載する。しかし、専用のアダプターを使用すれば、スマートフォンを接続し、そのディスプレイをモニターとして使用できる。
専用アプリ経由では、多彩な機能も使用可能だ。バッテリーが交換式でない点には注意が必要だが、日常的に凝った動画を撮影したいのならば、挑戦して欲しい周辺機器だ。
■iPad Proのポテンシャルを最大限活かす
Apple
「Apple Pencil(第2世代)」(実勢価格:1万5600円前後)
新型iPad Proの11インチモデルと12.9インチモデルに合わせ、新しくなったApple Pencilが登場。iPad Proのポテンシャルを活かすには、必ず購入しておきたいアイテムだ。iPad Proの側面にマグネットで固定でき、ワイヤレス充電で常に使用できる状態に保たれるのが特徴。また、ペン軸の部分をダブルタップすると、アプリ内のペン先を消しゴムに切り替えるような素早い操作が行えるようにもなった。
一方、従来のiPad Proや、既存のiPad Pro 10.5インチモデル、そして9.7インチiPadでは、Lightningコネクタを備える第1世代のApple Pencilしか使えない。セット購入時には組み合わせを間違い無いようにしよう。
■iPad Proをビジネスで使うなら必須!
Apple
「Smart Keyboard Folio」(実勢価格:2万1400円~2万4600円前後)
新型iPad Proで利用できるキーボード付きカバー。キー配列はJISを選択できる。打鍵感は独特だが、慣れれば長文を執筆するのにも苦にならないだろう。書類やメールを作成するなど、ビジネス用途でiPad Proを運用するならば、マストバイなアクセサリーだ。最大のメリットは、iPad Proの背面にあるSmart Connector。ここから「Smart Keyboard Folio」に給電されるので、接続や充電を気にせずにいつでも素早く使い始めるられる。また、iPad Proの背面を保護するカバーの役割も担うため、ケースを別途購入しなくて済むのも良い。
なお、本体を立てかける角度は2段階で調整でき、膝上と机上で使うときにそれぞれ見やすい角度にできる。
>> [特集]2018年まとめ
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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