<[特集]2018年を振り返る【ビジネスリュック編】>
ここ数年で急増したリュック通勤ですが、2018年はブームを超えて定着したと言っていいでしょう。それだけに「ビジネスリュック」の注目度は非常に高く、各メーカーからしのぎを削るように数多くのアイテムを展開されました。
その中でも、今年のトレンドとして挙げられるのは「薄マチ」と「リュック顔の3WAY」。ペーパーレス化が進み、荷物の少ないビジネスマンが増えたことで「薄マチ」が人気になりました。また、この人気は電車での利便性も大きな理由です。電車ではリュックは前抱えがマナーなので、分厚いと持ちにくいし、満員電車では本当に邪魔(笑)。そんな背景から「薄マチ」が勢力を拡大しました。
もうひとつの「リュック顔の3WAY」は、“リュック通勤したいけど、やっぱり商談のときはマナーとしてブリーフがいい”という需要から急増。まさに“回帰”現象です。ビジネスマナーって難儀ですね…。
2018年のビジネスリュックは、このふたつが大きなトレンドだったように思います。そして2019年は、いよいよ「スマートリュック」に注目です。PC収納はもちろんのこと、USBポートを外装に搭載するなど、よりガジェットとの親和性を高めたリュックが増えるのではないでしょうか。これまでも海外ブランドやクラウドファンディングでの展開はありましたが、12月20日にポーターから登場したことで、国内の有力ブランドも参入するのではないかと予想しています。2019年もビジネスリュックから目が離せません!
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