■ロボットにアナログな作業をさせる!?
身近な場所にあるロボットといえば、まず思い浮かぶのがロボット掃除機。近年は参入してくるメーカーが増え、選択肢も広がっています。そもそもロボットの定義とは、なんて言い出したらいろいろと大変なので、あえて言いますが、これだってロボットって言いたいんです。なにせ遠隔操作でスイッチを押してくれるから。何かをONにするというわけではなく、既にあるボタンやスイッチをスマホのアプリで操作したりタイマーをセットすることで物理的に押してくれるんです。横着するな!と怒られるかもしれませんが、ラクをするためにテクノロジーを利用するという素晴らしいアイデアなのではないでしょうか。発想がちょっと小学生っぽかったとしても…。
>> このロボット、スマホ経由でスイッチをオンオフしてくれるって!
■横が開くトートがあってもいいよね!
これぞまさにアイデア商品と言えるモノではないでしょうか。そもそもトートバッグで長尺物を持ち運ぼうとする考え自体がなかなかできないわけで、それを実現するために、既にあるカタチに手を加える発想が素晴らしい。知ってしまうと「あー便利だね」で終わってしまうかもしれませんが、欲しい→穴が開いていれば入れられるよね→でもそれじゃあトートバッグって言わないかも→開け閉めできればいいじゃない、となったかどうかは分かりませんが、できたモノを見てみると、ゼロから思い浮かぶにはコマッタを解消する課題解決能力が原動力になることがよく分かります。
>> 変形するトートバッグ「スプーンフル」でキャンプを快適に!【アウトドア銘品図鑑】
■仕組みは単純!でも助かる!
接点部分(金属パーツ)がむき出しになっているiPhoneなどに使われているLightning端子。ここが劣化したり傷ついたりすると、当然ですが使えなくなってしまいます。それを防ぐにはどうすればいいか。簡単です。使わない時はカバーを付ければいいんです。でもカバーってめんどくさいですよね。日々充電しなければいけないスマホだからこそ、いちいちカバーの着け外しは避けたいところ。だったら伸縮式のカバーにすればいいじゃない。まさにそのとおり! 開発した人が使っているLightningケーブルの端子が傷ついて使えなくなったことがきっかけかどうかは分かりませんが、とにかくシンプルで、Lightningの着け外しのしやすさを損なわない、小さいけど素晴らしいアイデア商品です。
>> Lightningケーブルの端子はちゃんと保護してあげれば長持ちしますよ
■プラスαの機能追加でぶら下げられるモノが一気に増える!
引っ掛けるのは簡単でも外れにくいという特徴を持つカラビナ。通常は短く縮まっているが、必要な時は長く伸ばせるリール。これを組み合わせれば便利なことは分かるのですが、そこにさらにもうひとつ機能を加えたのがこの商品。実はリールが最も短く縮まっている状態だと、リールのリング側と付け根側がマグネットでくっつくようになっているんです。これがあることで、重いモノ(例えばスマホ)をリールのリングにぶら下げていても、リールが伸びることはありません。この耐荷重3.4kgというマグネットのおかげで、重いものもぶら下げておける。もちろん人間の力で引っ張れば、強い抵抗を感じずにリールを長く伸ばせます。機能の掛け合わせでさらに便利になった好例ですよね。
>> ギア感満点のリール付きカラビナは日常でも使いたくなる!
■ニッチなニーズにこそアイデアあり!
もうこれは、まさに困ったを解決するために生まれた発想なのではないかと。最近はスマホ横持ちで遊ぶゲームが増えました。でもゲームに熱中しているとバッテリーは減る一方。だからこそ充電しながら遊ぶわけですが、端子の位置は端末の下側。横持ち状態ではどうしてもジャマになる。だったら、出っ張りを極力小さくして、かつケーブルが端末の裏面から出るようにすればいいよね。それを実現してくれたのがこの充電ケーブルです。横持ちでゲームをする人以外はあまり惹かれないかもしれませんが、必要な人にとっては「これ欲しかった」と思える、アイデア商品らしいニッチさです。
>> 充電ケーブルのコネクターを薄くしたらスマホ操作がグッと楽になりそう
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(文/&GP編集部)
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