■持ち運べる焚き火!?
造船や建築で培った鉄鋼技術をもとに「鉄と自然を融合させた新しいギア」を創造しようと2018年にせとうちの香川県で産声を上げたブランドがTHE IRON FIELD GEAR(ジ アイアン フィールド ギア)です。第1弾のプロダクトは、箱の中で焚き火をする「TAKI BE CAN」(4万5000円/税別)。
ロケットストーブをベースに、いつでもどこでもいろいろなシーンで安全に焚き火を楽しめるように設計しています。本体の足を広げて、四角い煙突を2本つなげて差し込めばセットアップ完了。手前のトビラは面を大きく取っているので、焚き火の魅力である癒やされる炎をしっかり見ることができます。
外装全面のホーロー加工、カラバリが豊富なのもうれしいですね。
本体や煙突を二重構造にして空気の層を作ることで本体にかかる負荷を抑えてはいますが、天板に載せた鍋で十分、調理できます。
もちろん、中の棚でオーブン料理ができますよ。
元々、手軽に焚き火をしたい、煙を気にせず焚き火をしたいということで作られたギアなので薪ストーブほどの性能は持ち合わせていませんが、メッシュ吸気口を採用。開閉することで簡単に火力調整できます。
ほかにも庫内に煙突を設けて燃焼効率を高める「インナーラインシステム」たり、独自のアイデアが満載です。
■ハンサムなハンガーに注目
>> ミニマルワークス
韓国発のアウトドア・ブランドで、日本でも軽いアルミ製ハンガーがじわじわ人気を集めています。韓国の通販サイトから入手するほか、ムーンサルトアウトドアからも購入できます。
アルミ製の「インディアンハンガーL」(9050円/税別 ※ムーンサルトアウトドア価格)はランタンを吊したり、レインウエアをかけたりしておくのにちょうどいい高さ。これで840g!
「インディアンハンガーM」(7600円/税別 ※ムーンサルトアウトドア価格)、「インディアンハンガーS」(6600円/税別 ※ムーンサルトアウトドア価格)もあります。こちらは小ぶりで小物をひっかけて整理するのにちょうどいい感じ。組み合わせて使うのもかっこいいですね。
■どこにもない楽しいタープ
>> アーバンフォレスト
韓国発のアーバンフォレストは、楽しいプリントのタープ「ヘキサ M−パターン タープ」(4万6000円/税別 ※Moonsalto価格)で注目度急上昇! 日本ではMサイズのタープを扱っていますが、本国ではレクタやウイングなどいろいろな形のタープもあるようです。
毎年、いろいろなプリント柄が登場しているのが楽しいですね(写真は2017年モデルで現在は販売していません)。こちらもムーンサルトアウトドアで扱っていますが、大人気で納期未定の予約販売中なんだとか。日本にはなかなかないデザインなので、気長に待って手に入れるのもアリです。
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(取材・文/大森弘恵)