80年代ロボットアニメを支えた“大河原メカ”のデザイン流儀【ニッポンの精密キャラホビー】

■細部まで作り込まれているマックスファクトリーのダグラムシリーズ

マックスファクトリー
「COMBAT ARMORS MAX14 1/72 ダグラム 対空武装強化型 ザック装備タイプ」(4900円)

かつて、タカラから「2連装対空砲ザック装着タイプ」として発売された劇中
未登場のダグラムを、マックスファクトリーが新たにキット化。タカラ版の箱絵
に描かれていたマーキングを完全再現できるなど、ツボを押さえた商品だ。

 

マックスファクトリー
「COMBAT ARMORS MAX02 1/72ソルティックH8 ラウンドフェイサー」(3909円)

複数の成形色やスナップフィットの採用によって、組み立てるだけで理想的な出来のソルティックを手にできる。頭部キャノピーの窓枠は塗装済みなので、プラモデルを買うのは30年ぶりという人でも安心なキットだ。

 

マックスファクトリー
「COMBAT ARMORS MAX13 1/72 サバロフ AG9 ニコラエフ」(5000円)

『ダグラム』の最終話近くに登場したマイナーなコンバットアーマーを、最新技術の投入でプラモデル化。微妙なカーブで構成されているユニークな上半身には、単調にならないよう最低限のディテールが加えられている。

 

■手のひらサイズでしっかり変形!バンダイのスーパーミニプラシリーズ

お菓子とオモチャがセットになった「食玩」カテゴリーでありながら、1970~1980年代のロボットたちを積極的にラインナップ。過去にバンダイがプラモデル化しなかったアイテムが多いため、次に何が出るのか全く目の離せない大注目の組み立てキットシリーズだ。

設定画どおりの理想的なフォルムとともに、劇中そっくりのポーズが取れる可動域の広さを実現。また、各パーツは複数の色で成形され、目などの細部があらかじめ塗装されており、誰もが完成度の高いロボット・プラモを簡単に組み立てられる。合体や変形には一部のパーツを丸ごと取り替えるなど、大胆な設計でフォルムを崩さないよう工夫してあるのも好印象だ。

バンダイ
「スーパーミニプラ 戦闘メカザブングル(カラーA)」(各918円)

全4種そろえると小型ウォーカーマシンと合体分離が可能なザブングルが出来上が
る。肩や腕に装備するオプション武器が付き、キャノピーはクリアパーツ。1980
年代の理想が具現された好キットだ。

 

バンダイ
「スーパーミニプラ 機甲界ガリアン」(各2052円)

▲アニメ版・ガリアン重装改

テレビ版のガリアンとOVA版のガリアン(鉄巨神)の2種類をラインナップ。テレビ版は変形・合体・分離ができる “重装改” で、プレイバリューが高い。敵側の機甲兵も通販限定で、続々とキット化されている。

▲OVA版・鉄巨神ガリアン

 

Ⓒサンライズ Ⓒ創通・サンライズ
本記事の内容はGoodsPress12月84-85ページに掲載されています

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(取材・文/廣田恵介 写真/下城英悟 松山勇樹)

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