■大河原邦男さんが手がけた80年代のロボットアニメ
『太陽の牙ダグラム』
1981年10月~1983年3月まで放映
政治的動乱に揺れる植民惑星デロイアで、反政府ゲリラに加わったクリン。陸戦兵器のコンバットアーマー、ダグラムに乗り込む。頭部が操縦席で、顔面のないコンバットアーマー同士の地味な戦闘シーンが魅力だった。
『戦闘メカ ザブングル』
1982年2月~1983年1月まで放映
砂漠の惑星ゾラを舞台に、風来坊のジロンがウォーカーマシン・ザブングルを入手して親の仇を追う。主役のザブングルが2台あり、ザブングルに代わる主人公機としてウォーカーギャリアが登場した点が画期的であった。
『装甲騎兵ボトムズ』
1983年4月〜1984年3月まで放送
アストラギウス銀河を二分する百年戦争休戦後、脱走兵のキリコは量産汎用ロボットATを乗りこなしながら巨大な陰謀に迫る。タイトルの「ボトムズ」はATの俗称で“使い捨て兵器”としての描写が徹底していた。
『機甲界ガリアン』
1984年10月~1985年3月まで放映
惑星アーストを蹂躙する征服王マーダルを倒すため、ジョルディ王子は伝説の鉄巨人ガリアンを発掘。マーダル軍のロボット兵器、機甲兵と戦う。中世騎士のように剣や槍を振るう機甲兵たちの重厚さが見どころだ。
©サンライズ
本記事の内容はGoodsPress12月号82-3-83ページに掲載されています
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(取材・文/廣田恵介 写真/下城英悟、松山勇樹)