■『キングコング対ゴジラ』
アメリカ怪獣の元祖「キングコング」との対決を描く、1962年公開のゴジラシリーズ第3作。ゴジラ映画初のカラー作品で、ゴジラVS怪獣という怪獣映画の図式が形作られた。
▼リアル感を損なわずに多彩なアクションを実現
TAMASHII NATIONS
「S.H.MonsterArts ゴジラ(1962)」(9936円 ※受注終了)
荒々しい背びれや全体的にボリュームのあるプロポーション、角度によって異なる顔の造作など“キンゴジ”の特徴をリアルに再現。「造形や彩色は、クライマックスの富士山麓での激闘をイメージしました」(酒井さん)。
独特な顔立ちによって高い人気を誇る “キンゴジ”(『キングコング対ゴジラ』版の略)。劇中で見せるユニークな動きも分割駆動で再現。光線のエフェクトパーツも付属する
■『ゴジラ×メカゴジラ』
「ゴジラシリーズ」第26作として2002年に公開。自衛隊全面協力のもと、実車両なども多数登場するなどリアル感が高い。主演した釈由美子さんにちなみ“釈ゴジ”とも呼ばれる。
▼パーツ分割により“釈ゴジ”の雄叫びシーンを再現!
TAMASHII NATIONS
「S.H.MonsterArtsゴジラ(2002)」(9180円)
映画冒頭の登場シーンで雄叫びをあげるポーズを再現するためのパーツ分割によって、頭部を上方に大きく可動。特徴的な首元の造形もリアルに表現され、開閉式の口は、複雑で鋭い歯の細部までも再現されている。
酒井作品特有の映画のワンシーンを切り取ったような造形を堪能できる本作。ゴジラが上を向いて口を開いた際の全体的なバランスをはじめ、可動表現にもこだわったという。
■ゴジラのデカさを感じる海洋堂の巨大アイテム!
▼ガレージキット黎明期の幻の傑作が復活!
海洋堂
「サイファイモンスター ソフトビニールモデルキットコレクションゴジラ 1954(60cm 初ゴジ)」(5万1840円)
1980年代に新興メーカー「マーメイド」から発表された全高60cmの傑作ガレージキット「初代ゴジラ」を、ソフビキットとして30年ぶりに復刻。巧みな分割・成型でパーツ数が抑えられており、簡単に組み立てられる。
▼酒井ゆうじの記念碑的作品を復刻!
海洋堂
「ゴジラ 1989 1/80 ソフビキット」(15万1200円)
酒井ゆうじさんが1990年に発表した、全高1m、全長1.5mの『ゴジラVSビオランテ』が受注生産品のソフビ製ガレージキットで復活。圧倒的な存在感を放つ太く長い尻尾は6パーツ構成。迫力と生物感に満ちた造形を堪能できる。
■装備まで忠実に再現したアオシマのプラモデル!
▼成型パーツの質感がいかにもメカらしい
アオシマ
「ゴジラ×メカゴジラ MFS-3 3式機龍」(9504円)
『ゴジラ×メカゴジラ』の作品で、ゴジラと白熱のバトルを繰り広げた超兵器が、色分け成型、接着剤不要のスナップ式プラモデルで登場。デザインワーク担当の西川伸司氏による全面監修で、リアルな可動を実現している。
TM&©TOHO.,LTD.
本記事の内容はGoodsPress12月号90-91ページに掲載されています
[関連記事]
対ゴジラ用最終兵器ここに降臨!細部までこだわりぬいた造形を見逃すな!
80年代ロボットアニメを支えた“大河原メカ”のデザイン流儀【ニッポンの精密キャラホビー】
『機動戦士ガンダムNT』MSキットは劇中形態で飾りたい放題!【ニッポンの精密キャラホビー】
(取材・文/大石七里 写真/羽田洋<プロペラ映像制作所>)