■ドイツ「STOWA(ストーヴァ)」
80年以上の歴史を持つドイツブランドで、第二次世界大戦前には旧ドイツ空軍にパイロットウォッチを納入していたという老舗ブランドです。一時期は低迷しましたが、21世紀になって復活。パイロットウォッチだけでなく、ドイツデザインだけでなく世界的にもデザイン界に大きな影響を与えたバウハウスをモチーフにしたモデルなど、ドイツらしい時計をいくつも作っています。
>> バウハウス100周年を飾るドイツ製の機械式腕時計がシンプルかつ大人によく似合う
■フランス「YEMA(イエマ)」
1948年にフランスのモルト―で創立されたイエマ。その後、フランスを代表するスポーツウォッチブランドとなるが、一時休眠状態に。そんなブランドが復活したのは2005年。今では往年のモデルを復刻したコレクションを展開しています。この時計は、'70年代にフランス空軍のパイロットに愛用されていたという、イエマを代表するモデルです。他にもF1レーサーの愛用モデルや、ヨットレース用に作られたモデルなど、スポーツウォッチが数多く揃っています。
>> ルパン3世も愛用のフランス時計「イエマ」がついに日本上陸!
■ロシア「STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)」
「地球は青かった」で有名な人類初の宇宙飛行を成功させたソ連の宇宙飛行士、ガガーリン。彼が宇宙飛行時に着けていたのが、このシュトゥルマンスキーの腕時計でした。ロシア語で“ナビゲーター”という意味を持つシュトゥルマンスキーは、1928年にあったモスクワ第一時計工場が作る1モデルという位置付けでしたが、その後ブランドに。今でも、マリンクロノメーターをロシア海軍へ納入したり、部隊オリジナルの時計を製造するなど、ロシア最大の時計ブランドとして、腕時計を作り続けています。
>> 人類初の宇宙飛行時に連れて行った時計はやはり手巻きだった
■スウェーデン「TRIWA(トリワ)」
2007年にスウェーデンの首都ストックホルムで生まれた新進気鋭の時計ブランド、トリワ。北欧らしいシンプルさと、細部へのこだわりが詰まったモデルをいくつも作り出しています。この時計は、ケースに違法銃器を溶かして生み出した金属を使うなど、ブランドの持つ理念などが感じられる1本です。
>> 平和の象徴?世界で最も“付加価値のある金属”で作られた時計とは?
■ジョージア「TSIKOLIA(チコリア)」
旧ソ連の構成国のひとつで、以前はグルジアと呼ばれていた国がジョージアです。黒海とカスピ海に挟まれ、南西はトルコと接する、ヨーロッパとアジアの境界にある小さなこの国の首都トビリシで生まれた新進時計ブランドがチコリアです。グルジア軍の装甲車「Didgori」をはじめトラックやトレーラーなどをデザインした同国のデザイナーが立ち上げただけあり、名車をモチーフにした一風変わったデザインの時計が多いことが特徴です。
>> この特徴的なフェイスに往年の名車の魂が込められています
■リトアニア「VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)」
バルト三国の中で最も南に位置する国、リトアニア。その首都であり、街全体が世界遺産になっているヴィルニュス発祥のブランドがボストークヨーロッパです。手掛けるモデルのほとんどが200~300mの防水性能を持つことからも分かるように、いわゆる高い機能性が売りとなっていて、このモデルも世界最深記録を持つウクライナの洞窟探検隊が着用したモノだとか!
>> 前人未踏!ウクライナ探検隊と共に世界最深記録を樹立したダイバーズウォッチ
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(文/&GP編集部)
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