初心者でも大丈夫!プロが教えるPCゲームの楽しみ方【夢中になれる趣味時間。】

■ゲームはオンライン・オフライン問わず人とのつながりを持てる

▲プロゲーマーarikaさん  プロゲーミングチーム・JUPITERに所属。バトルロイヤルゲーム「PLAYERUNK NOWN'S BATTLE GROUNDS(略称:PUBG)」の選手として各大会に参加。国内スクリムで好成績を残すなど、プロゲーマ ーとして活躍中

フリーランスのエンジニアとして仕事をする傍ら、プロゲーマーとして活動するarikaさん。ゲームは小学生の頃から人並みにやっていたものの、のめり込んだのは5年ほど前。「ハースストーン」というスマホゲームに出会ったことがきっかけだと話す。

「このゲームが本当に面白くて、友達に誘われて初めてオフ会に参加したんです。そのコミュニティイベントが楽しすぎて、今まで知らなかったゲームの楽しみ方に衝撃を受けました」

▲実際に「PUBG」をプレイする様子を拝見。見事な手さばきで敵を倒していく。PCゲームの操作は難しそうに見えるが、実は家庭用ゲーム機器より簡単だとarikaさん。「みなさんPCは普段から使い慣れていると思います。マウスで敵に照準を合わせるので、直感的に操作できるんですよ」

ゲームの世界には大小さまざまなコミュニティがあり、オンライン・オフライン問わず人とのつながりを持てる。これこそがゲームの魅力であり、現在プロゲーマーとして活動する原動力になっているとarikaさんは言う。

「もちろん家でひとりでゲームをするのも好きですが、別の方向性として、仲間とわいわい楽しむのもゲームの魅力。ゲームを通じたコミュニケーションというか。その面白さを改めて知ったのがコミュニティなので、今の僕があるのもコミュニティのおかげ。プロとして活動するのも、そんなコミュニティに恩返しがしたい、という想いもあります」

大人になってからトモダチができる機会はあまりない。しかしゲームという共通の趣味があれば、それが叶うかもしれない。

▲左のPCは仕事用で、右がゲーム用。もともと自作PCが趣味というarikaさんは、既製のゲ ーミングPCを自分でカスタマイズ。メモリ増設を始め、さまざまな改良を施してプロ仕様に

▲最低6時間は毎日練習しているというarikaさん。自宅のゲームエリアにはプロ仕様のハイスペック機器が並ぶ。ゲームで使用するモニターは、中央のリフレッシュレート240Hzのもの。マウスはソールが摩耗すると操作感覚が変わるため、複数ストックしているという。さすがプロ!

 

■初心者にもおすすめのPCゲーム機器一式

ハードルが高いイメージのあるeスポーツの世界。しかし、ここで紹介する機器さえ揃えてしまえば、あとはゲームを楽しむだけ。

「PCゲームのソフトは価格が安く、また多種多様なので飽きることはありません。ぜひ始めてみてください」

▼コストパフォーマンスに優れたゲーミングPC

GALLERIA
「RH5」(実勢価格:9万2000円前後)

CPU「Ryzen 5 2600」、グラフィックス「GeForce GTX1050 Ti 4GB」、メモリ「8GB DDR4 SDRAM」、ストレージ「240GB SSD / 1TB HDD」を搭載しながら、アンダー10万円を実現。多彩なゲームをサクサク起動でき、ストレスのないゲームライフが楽しめる。

▼ブレが少なく視認性が高いゲーミングモニター

ZOWIE
「XL2411P」(3万3000円前後)

24インチのTNパネルを採用。リフレッシュレート144Hzに対応するほか、応答速度に優れ、また暗いシーンでの視認性を高める技術も搭載。また、色の鮮やかさを調整する機能も備え、ゲーム映像をより立体的にできるため敵が見やすくなるという。

▼とっさの対応ができるゲーミングキーボード

REALFORCE
「R2TL-JP4-BK」(実勢価格:2万1000円前後)

耐久性に優れた無接点キーボード。フェザータッチを実現し、長時間のキー入力操作も快適なためゲーム以外にも活躍する。CapsLockやNumLockといったLEDインジケーターの色を7色から選択可能。

▼精密かつ素早く反応するゲーミングマウス

SteelSeries
「Rival 110」(実勢価格:5600円前後)

独自のオプティカルセンサーと、プログラム可能な6つのボタンを搭載。エントリーモデルながら超低遅延の反応速度を備え、精密なコントロールが可能。プロゲーマーからのフィードバックを得た、洗練されたデザインも魅力。

▼敵の位置を把握できるヘッドセット

SENNHEISER
「GAME ZERO Black」(実勢価格:2万5000円前後)

大口径密閉式スピーカー、特製イヤーパッド、大型ノイズキャンセリングマイクなど、ゲーマーのために設計されたヘッドセット。立体的に音像を認知するためのサウンドテクノロジーを採用。見えない敵の位置情報を把握できる。

▼長時間座っていても快適なゲーミングチェア

DXRACER
「DXR-BK」(実勢価格:3万円前後)

バケットシートをベースとした人間工学に基づいた独自の3Dフレームで、体全体をしっかり支えてくれる。長時間座っていても快適で、オフィスチェアとしても優秀。ほぼフラットにリクライニングするため仮眠にも使える。

>> 夢中になれる趣味時間。

本記事の内容はGoodsPress3月号50-51ページに掲載されています

 


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(取材・文/津田昌宏 写真/宮前一喜)

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