【特集】夢中になれる趣味時間。
精密機械の極致とも言える機械式腕時計は、コレクターズアイテムの王道だ。背景にあるヒストリーや技術に思いを馳せながら集めて眺めるのも楽しいものだが、さらに一歩踏み込んだ先には、分解、カスタムして自分だけの1本を作り上げる楽しさもあるという。
今回話を伺った布瀬川さんも、弄る楽しさに魅了されたそのひとり。機械式時計にハマったきっかけを聞いてみた。
■機械式腕時計は “楽しい玩具”
機械式腕時計にハマったきっかけは「今から約8年前、会社で昇進した際に自分へのご褒美としてロレックス『GMTマスターⅠ(16700)』を購入したことでした」と話す布瀬川さん。
「せっかくだからイイ時計でも買おうかなと雑誌を見ていたんです。その時に見つけたのが『GMTマスターⅠ』でした。青と赤の “ペプシカラー” と呼ばれるモデルで、そのカラーリングに惹かれたんです」