S.I.H.H.2019で見つけた究極の職人技時計【CRAFTSMANSHIP】

【特集】CRAFTMANSHIP

価格が数百万円以上もするスイスブランドの高級時計は、工業製品の枠を大きく超えて、持つ人のステイタスやパーソナリティを表現するために作られるもの。その中には、ひと目見ただけで人を夢中にする、感動させるものがある。

そんな腕時計には必ず「サヴォア・フェール」が必ず織り込まれている。これはフランス語で「芸術の域に達した職人技」を意味する言葉。具体的には文字盤だったり、ムーブメントだったり、ケースだったり。

高級時計の世界2大見本市のひとつで、毎年1月にスイス・ジュネーブで開催される「サロン・インターナショナル・オート・オルロジュリ(国際高級時計展、略称S.I.H.H.)」。先日開催された今年のフェアでも、そんな「サヴォア・フェール」が結晶した新作腕時計が数多く登場した。

今回は「時計の顔」である文字盤にフォーカスして、職人技を極めたそんな最新・最高峰の高級時計をご紹介。

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